レンジローバーの納期の目安は、メーカーの公式サイトには載っていない。2026年9月28日に日本の公式サイト(rangerover.com)を確認したところ、車種ページにもグレード・価格のページにも、納期の目安の案内はなかった。
また、この記事の以前のタイトルにあった「ヴォーグ」は、今の公式サイトのグレード名には見当たらない。現行のレンジローバーのグレードはSE、HSE、Autobiography、SVなどだ。
以前の版では「公式発表の納期目安 6~8ヶ月」などと書いていたが、そうした公式の数字は確かめられなかったため、公式サイトで確認できることだけに改めた。
レンジローバーは納期の目安を公表していない
RANGE ROVERの日本の公式サイトには、レンジローバーの納期や納車時期の目安は載っていない(2026年9月28日確認)。車種ページ(www.rangerover.com/ja-jp/range-rover/)にも、グレード・価格のページにも、納期の案内はない。
公式サイトの車種ページの下には、次の注記がある。
直近の部品調達による生産・供給制限に関しまして、本ウェブサイト内のコンフィギュレーターで選択可能となっている一部の標準装備が変更、オプション装備がオーダー受付不可となっている場合があります。
納期の話ではないが、部品の調達の都合で、サイト上で選べる装備が変わったり、オプションを注文できなかったりする場合があるということだ。コンフィギュレーターの案内の見出しは「カスタマイズ(完全受注生産オーダー)・シミュレーターについて」となっている。
一方で、公式の在庫車検索(osa.landrover.co.jp/new-vehicles)では、正規リテイラーが持っている新車の在庫を車種ごとに探せる。車種ページの「新車を検索」から開けるページで、在庫の有無が表示される。
グレード・価格のページで「納車」という言葉が出てくるのは、「2026年4月1日以降に納車される一部のモデルにおいて、車両本体価格の変更を予定しています。」という価格改定の注記だけだ。これも納期の目安ではない。
トヨタのように、車種ごとの工場出荷時期の目処を一覧で公開しているメーカーもある。ハリアーの納期の記事では、トヨタ公式の表の数字をそのまま載せている。RANGE ROVERの日本の公式サイトには、そうした車種別の表は見当たらない。
「公式の納期目安6~8ヶ月」は確かめられない
「レンジローバーは半年待ち」「1年以上かかる」といった納期の数字を見かけても、RANGE ROVERの日本の公式サイトでは、そうした車種別の月数は確かめられない。
この記事の以前の版にも、納期の月数の目安や、半導体不足・物流の混乱などを遅れの理由に挙げた説明を載せていた。いずれもメーカーがレンジローバーについて公表した内容ではなく、出典も示せないため削除した。
納期は、注文した時期、グレード、ボディカラー、オプションの組み合わせ、販売店が確保している車両によって変わりうる。ほかの人の「何か月で届いた」という話は、その人の注文の条件での結果でしかない。自分の注文の見込みは、販売店で聞くしかない。
今のレンジローバーに「ヴォーグ」というグレードはない
公式サイトでの車名は「RANGE ROVER」。車種ページ、グレード・価格のページ、サイトマップのどこにも「VOGUE」「ヴォーグ」の文字は見当たらなかった。「ヴォーグ」は以前の型で使われていたグレード名で、今の公式サイトでは車名としてもグレード名としても使われていない。
現行のレンジローバーは、スタンダードホイールベース、ロングホイールベース、ロングホイールベース7席シートの3つのボディがある。スタンダードホイールベースのグレードと価格は次のとおりだ。公式の価格は「メーカー希望小売価格(消費税込)」の「〜」表示(2026年9月28日確認)。
| グレード(スタンダードホイールベース) | 価格(税込) | 燃料の表示(公式のアイコン) |
|---|---|---|
| Range Rover SE | ¥ 19,970,000〜 | プラグインハイブリッド(PHEV)、ディーゼル |
| Range Rover Westminster Edition | ¥ 20,860,000〜 | ガソリン、ディーゼル |
| Range Rover HSE | ¥ 21,510,000〜 | プラグインハイブリッド(PHEV)、ディーゼル |
| Range Rover Autobiography | ¥ 24,030,000〜 | プラグインハイブリッド(PHEV)、ガソリン、ディーゼル |
| Range Rover SV | ¥ 30,600,000〜 | プラグインハイブリッド(PHEV)、ガソリン |
| Range Rover SV Black | ¥ 33,440,000〜 | ガソリン |
| Range Rover SV Ultra | ¥ 36,070,000〜 | ガソリン |
ロングホイールベースはHSE(¥ 21,900,000〜)からSV Ultra(¥ 40,040,000〜)まで、ロングホイールベース7席シートはHSE(¥ 22,280,000〜)とAutobiography(¥ 27,220,000〜)が載っている。エンジンは「D350 AWD MHEV(AT)」「P550 AWD PHEV(AT)」「P530 AWD(AT)」などだ。
納期は仕様を決めてから正規販売店で確かめる
自分の注文でどれくらいかかるかは、次の順で確かめると話が早い。
- 公式サイトのコンフィギュレーター(車種ページから開ける)で、グレード・パワートレイン・オプションの候補を決める
- 公式の在庫車検索(osa.landrover.co.jp/new-vehicles/range-rover?models=Range+Rover)で、近い仕様の在庫車があるかを見る
- 注文する仕様か在庫車かを決めて、正規リテイラーに納車までの見込みと、選びたいオプションが今注文できるかを聞く
見積もりでは価格の前提も確かめておきたい。公式サイトの価格は「消費税10%を含むメーカー希望小売価格に基づく概算値」で、税金(消費税を除く)、登録諸費用、保険料、リサイクル料金などは含まれない。また、2023年8月から「経済変動加算額」が導入されており、公式サイトでは「当面の間、経済変動加算額は160,000円(消費税別)とさせていただきますが、為替レート等の経済情勢に応じて変更します。」と案内している。
今の車を手放す時期は納車の見込みが出てから決める
納車の見込みがはっきりしないうちに今の車を手放すと、納車までの足がなくなる。手放す時期は、販売店から納車の見込みを聞いてから決めても遅くない。車検が近い場合は、車検を通すかどうかも含めて販売店に相談するとよい。
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レンジローバーの故障や維持費はレンジローバーの故障リスクと維持費の記事で扱っている。ほかのモデルの納期はレンジローバー スポーツ、ヴェラールの記事にまとめた。
ほかの車の買い方や選び方は購入ガイド・選び方のカテゴリにまとめている。

