RAV4に乗ってる人の年収は?基準はなく価格・ローン・維持費から計算する

RAV4に乗ってる人の年収は?基準はなく価格・ローン・維持費から計算する

RAV4に乗っている人の年収に、「年収○○万円以上」という決まった基準はない。同じ年収でも、手取りの額、住む場所の駐車場代、家族の人数、ほかの支払いで、車に回せるお金は変わるからだ。

代わりにできるのは、車にかかるお金を月額に直して、自分の手取りと比べることだ。今の6代目RAV4はハイブリッド車(HEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の4グレードで、全車E-Four。トヨタ公式サイトの価格は、Adventure(HEV)の4,500,000円からGR SPORT(PHEV)の6,300,000円まで(メーカー希望小売価格・消費税込み)だ。

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任意保険・駐車場・点検整備は人によって大きく違うので、金額は書かず、見積もりで埋める欄として残した。

目次

「RAV4に乗る人の年収」を示す公的な統計は見当たらない

RAV4のオーナーの年収を調べた公的な統計は、今回確かめた資料の中には無かった。

当サイトのこの記事にも以前、オーナーの年収の幅や、年収帯ごとの特徴の表を載せていた。出典を確かめられなかったため、全部消した。以下は、トヨタと国の資料で確かめられる金額だけを使った計算だ。

今のRAV4は4グレード、価格は4,500,000円から6,300,000円

6代目のRAV4は、HEVが2025年12月17日、PHEVが2026年3月9日に発売された。トヨタ公式サイトの価格(2026年10月2日確認)は次のとおりだ。

グレード パワートレーン 価格(税込) WLTCモード燃費 車両重量
Adventure HEV・E-Four 4,500,000円 22.9km/L 1,710kg
Z HEV・E-Four 4,900,000円 22.5km/L 1,720kg
Z PHEV・E-Four 6,000,000円 22.2km/L 1,980kg
GR SPORT PHEV・E-Four 6,300,000円 21.5km/L 1,990kg

エンジンは4グレードとも2.5L(A25A-FXS、総排気量2.487L)で、燃料は無鉛レギュラーガソリン。パノラマルーフを付けたZとAdventureは車両重量が30kg増える。

価格は沖縄地区で異なり、保険料・税金(消費税を除く)・登録料などの諸費用は別にかかる。同じトヨタのハリアーとの価格差はハリアーとRAV4の価格差の記事、納期は新型RAV4の納期の記事にまとめている。

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ローンの月々は、借入額と金利と回数の式で自分で出せる

ローンを組む場合の月々の額は、元利均等返済の式で計算できる。

月々の返済額=借入額×r×(1+r)n÷((1+r)n−1) (r=年利÷12、n=返済回数)

ここでは、頭金100万円、年利3.0%、60回(5年)、ボーナス払いなし・残価の据え置きなしとして計算した。年3.0%は計算のために置いた仮の数字で、特定の金融機関の金利ではない。諸費用やオプションは、借りずに別に払う前提だ。

例(頭金100万円・年3.0%・60回) 借入額 月々の返済 利息の合計
Adventure(HEV) 3,500,000円 約62,900円 約27.3万円
Z(HEV) 3,900,000円 約70,100円 約30.5万円
Z(PHEV) 5,000,000円 約89,800円 約39.1万円
GR SPORT(PHEV) 5,300,000円 約95,200円 約41.4万円

借りれば、利息のぶん払う総額は増える。見積もりの数字を同じ式に入れ、月々の額だけでなく総支払額も見てほしい。トヨタの減税・補助金ページでは、PHEVは国のCEV補助金850,000円の対象だが、登録後の申請で予算がなくなれば終わり、4年の保有義務もあるので、借入額からは引いていない。

自動車税は年43,500円、PHEVは登録の翌年度分が軽くなる

自動車税は総排気量で決まる。RAV4は2.487Lなので「2リットル超〜2.5リットル以下」に入り、2019年10月1日以降に初めて登録した自家用乗用車なら年43,500円だ(東京都主税局の税率表)。4月1日時点の車検証の所有者(ローンで売主が所有権を持っている場合は使用者)にかかる。

PHEVはグリーン化特例の対象で、トヨタの減税ページでは、登録した年度の翌年度分が約43,500円から約11,000円になる(概ね75%軽減)。その次の年度からは43,500円に戻る。東京都はこれとは別に、PHEVの自動車税を登録年度と翌年度から5年度分免除する独自の制度がある。住んでいる都道府県で確かめたい。

重量税はHEVとPHEVで違う、HEVは初回の継続車検から2年20,000円

重量税は車両重量と燃費性能で決まる。トヨタの減税ページでは、HEVの2グレードはエコカー減税の75%軽減で、新車登録時の重量税は約30,000円が7,500円(最初の車検までの3年分)になる。PHEVの2グレードは100%減税で0円だ。

差が出るのは車検のときだ。国土交通省のエコカー減税の概要では、PHEVは新車登録時に免税で、初回の継続車検も免税になる(車検証の有効期間が満了する日から数えて15日を過ぎる日までに、車検証の交付を受けた場合に限る)。ガソリン車(ハイブリッド車を含む)で初回の継続車検も免税になるのは、2030年度燃費基準の125%以上を達成した車だけだ。75%軽減は「達成(100%以上105%未満)」の区分なので、HEVのRAV4はこれに当たらず、初回の継続車検からは本則税率になる。

時期(自家用・2トン以下) HEV(Adventure・Z) PHEV(Z・GR SPORT)
新車登録時(3年分) 7,500円(75%軽減) 0円(免税)
初回の継続車検(2年分) 20,000円(本則税率) 0円(免税)
2回目以降の継続車検(2年分) 20,000円(本則税率) 20,000円(本則税率)

PHEVのZはパノラマルーフを付けると2,010kgになり、「2.5トン以下」の区分に上がるので、本則税率の継続車検は2年25,000円になる。なお、国土交通省の自動車燃費一覧(令和8年3月版)には、6代目RAV4の型式はまだ載っていない。継続車検の額は2026年5月からの税額表によるもので、車検を受けるときの税制で変わることがある。実際の額は見積もりや、国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」で確かめたい。

自賠責は24か月18,560円、燃料代は年1万kmで約7.4万〜7.9万円

自賠責保険は、入っていないと車検を受けられない強制保険だ。損害保険料率算出機構によると、自家用乗用自動車の24か月契約(離島・沖縄県を除く)は、2026年11月1日以降に始まる契約から17,650円が18,560円になる。1年あたり9,280円だ。値上げの中身は自賠責保険料の11月値上げの記事にまとめている。

燃料代は「走る距離÷WLTC燃費×ガソリン価格」で出せる。資源エネルギー庁の調査では、2026年9月28日時点のレギュラーガソリンの全国平均は1Lあたり170円。年10,000km走るとして計算すると、Adventureは10,000÷22.9×170で約7.4万円、Z(HEV)は約7.6万円、Z(PHEV)は約7.7万円、GR SPORTは約7.9万円になる。

PHEVの数字は、充電せずにハイブリッドで走った場合の燃料代だ。充電して走るぶんは電気代に置き換わり、「充電で走る距離×交流電力量消費率(Zは150Wh/km、GR SPORTは153Wh/km)×自分の電気料金の単価」で見積もれる。主要諸元表の注意書きはこうだ。

お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて大きく異なります。

給油機のノズルを車の給油口に差し込んで給油している手元
イメージ画像です。

年収の考え方は「月々の合計が手取りの残りに収まるか」

ここまでの数字を足すと、税金・自賠責・燃料代だけで、HEVは最初の車検までの3年間が年約13.0万〜13.1万円、PHEVは2回目の継続車検までの5年間が年約12.9万〜13.2万円になる(自動車税は通常の年の43,500円で計算)。月にならし、ローンの月々を足すと次のようになる。

月額の目安 Adventure Z(HEV) Z(PHEV) GR SPORT
ローン(上の前提) 62,890円 70,078円 89,843円 95,234円
税金・自賠責・燃料代(年額÷12) 10,793円 10,903円 10,780円 10,988円
小計 73,683円 80,981円 100,623円 106,222円
任意保険・駐車場・点検整備・タイヤ 見積もりで足す

重量税は、HEVでは初回の継続車検から年7,500円(月にならすと約625円)増える。PHEVは新車時も初回の継続車検も0円なので、2回目の継続車検から年10,000円(月約830円)増える。パノラマルーフ付きのZ PHEVは年12,500円(月約1,040円)だ。

電卓を打ちながら、棒グラフの書類に書き込んで資金計画を立てる手元
イメージ画像です。

比べる相手は年収ではなく、毎月の手取り(給与明細の差引支給額)だ。手取りから今の支出を引き、その残りに小計と見積もりの額が収まるかを見る。収まらなければ、グレードや頭金、買う時期を見直す合図になる。自動車税の5月や車検の月にはまとまった額が出ていくので、その分も月々積み立てておくと慌てずにすむ。

月々の額を下げるために借入額や回数を増やすと、利息の総額は増える。払える範囲を先に決め、その中で選ぶほうが確実だ。同じ手順で計算したハリアーに乗る人の年収の記事も、比べる材料になる。

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維持費・燃費の記事は維持費・燃費にまとめている。

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