レクサスは2026年3月12日、ショーファードリブンMPV「LM」の一部改良を発表した。全国のレクサス店を通じて、4月1日に発売すると発表した。メーカー希望小売価格(消費税込み)は、LM500hの“version L”(6人乗り)が15,200,000円、“EXECUTIVE”(4人乗り)が20,300,000円だ。
変更点は、4つある。4人乗りの“EXECUTIVE”に、スライドドアを開けると路面を照らす「スライドドアウェルカムイルミネーション」を新たに採用した。冷蔵庫に、ボトルを保持するホルダーを加えた。リヤシートのセンターコンソールにあるUSB Type-C端子は、出力を最大60Wに対応させた。タイヤのトレッドパターンを変えて、ロードノイズを減らした。
この記事は、レクサスのニュースリリースに書かれた内容をまとめている。発表には、改良前の価格との比較は載っていない。
価格はversion L(6人乗り)が1,520万円、EXECUTIVE(4人乗り)が2,030万円
| グレード | 定員 | パワートレーン | 駆動 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| LM500h“version L” | 6人乗り | T24A-FTS+Direct Shift-6AT(ハイブリッド) | AWD | 15,200,000円 |
| LM500h“EXECUTIVE” | 4人乗り | 同上 | AWD | 20,300,000円 |
2つのグレードの差は5,100,000円。発表の価格表には、LM500hの2グレードだけが載っている。差の内訳は書かれていない。

変更点①:“EXECUTIVE”はスライドドアを開けると、路面を照らす
スライドドアウェルカムイルミネーションは、4人乗りの“EXECUTIVE”で新たに採用された。ドアを開けると、車内へ誘うような動きのあるイルミネーションで足元を照らす。レクサスは、安全性の向上に寄与するとともに、乗員をやさしく迎え入れる「おもてなし」を実現した、と説明している。
変更点②:冷蔵庫のホルダーと、リヤのUSBが最大60Wに
- 冷蔵庫ホルダー: 柔軟性と弾力性のある素材を使ったホルダーを新たに採用。波型の仕切り形状で、サイズの異なるボトルを保持でき、ボトル同士の接触を防ぐ
- USB Type-C端子: リヤシートのセンターコンソールの充電用端子の出力を、最大60Wに対応させた。2つの端子の合計出力が最大60Wの値で、動画や音楽の視聴、パソコン作業などを想定している
2つのUSB端子を同時に使うと、合計で60Wまでになる点に注意したい。1つで60Wを出せるとは書かれていない。

変更点③:タイヤのトレッドパターンを変更。両グレードでロードノイズを低減
“EXECUTIVE”(4人乗り)と“version L”(6人乗り)の両方で、タイヤのトレッドパターンを変えた。ロードノイズを減らして、静粛性を高め、乗員が自然体でくつろげる居住空間を提供する、とレクサスは説明している。騒音の低減幅などの数字は、書かれていない。
改良点の対象グレード一覧と、発表に書かれていないこと
| 改良点 | “EXECUTIVE”(4人乗り) | “version L”(6人乗り) |
|---|---|---|
| スライドドアウェルカムイルミネーション | 新たに採用 | 発表に記載なし |
| 冷蔵庫のボトルホルダー | 発表は対象グレードを明記していない | 発表は対象グレードを明記していない |
| リヤのUSB Type-C端子(2端子の合計で最大60W) | 発表は対象グレードを明記していない | 発表は対象グレードを明記していない |
| タイヤのトレッドパターン変更 | 対象 | 対象 |
発表に書かれていないのは、次の点だ。購入を考える場合は、レクサス店で確認したい。
- 改良前の価格との差(値上げがあったかどうか)
- 納期と、グレードごとの生産の状況
- 冷蔵庫・USB端子の改良が、どのグレードに付くか
- タイヤのメーカー、サイズ、静粛性の改善の程度
LMはショーファードリブンのMPVで、日本販売は現行の2代目から
初代LMは2020年に、ショーファードリブンMPVの需要に応えるために誕生した。現行の2代目から日本国内で販売を始めた、とレクサスは書いている。車名が意味する「ラグジュアリームーバー」として、快適性・機能性や、素直で正確な操縦性を大幅に進化させた、という位置づけだ。
今回の一部改良は、「Always On」の思想のもと、すべての乗員がより自然体でくつろげる居住空間にするための、細部の改良だ、とされている。
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1,500万円を超える車を買うときは、今の車の売却額も予算に響く。ディーラーの下取りだけでなく、買取店の査定額を比べておくと、判断しやすい。
ほかのレクサスの動きは、レクサスLSの一部改良、新型ESの記事にまとめた。納期はトヨタの納期一覧で確かめられる。
情報源
- トヨタ自動車グローバルニュースルーム「LEXUS、「LM」を一部改良」(2026年3月12日)
- 画像: Wikimedia Commons「Lexus LM500h Executive.jpg」「Lexus LM500h Version L.jpg」(TTTNIS、CC0)。今回の改良前後の仕様の違いは、写真からは分からない

