テスラ公式サイトで2026年10月9日に確認すると、日本で注文できるModel 3は3グレードだった。Premium RWDが531万3,000円、Premium ロングレンジAWDが621万9,000円、パフォーマンスAWDが725万9,000円だ。
航続距離(WLTCモード・国土交通省審査値)は、RWDが594km、ロングレンジAWDが766km。国のCEV補助金は3グレードとも127万円で、日本で納車されるModel 3はすべて右ハンドルだと公式サイトは書いている。
この記事では、公式サイトの注文ページと車種ページの数字を表にして、グレードの違いと選び方を整理する。

3グレードの価格と主な数字
| 項目 | Premium RWD | Premium ロングレンジAWD | パフォーマンス AWD |
|---|---|---|---|
| 表示価格(税込) | 5,313,000円 | 6,219,000円 | 7,259,000円 |
| 駆動方式 | 後輪駆動(RWD) | デュアルモーターAWD | AWD |
| 航続距離(WLTC) | 594km | 766km | 本記事では未確認 |
| 0-100km/h加速 | 6.1秒 | 4.4秒 | 本記事では未確認 |
| CEV補助金 | 127万円 | 127万円 | 127万円 |
| 補助金を引いた額(登録手続代行手数料・諸費用は別) | 4,043,000円 | 4,949,000円 | 5,989,000円 |
パフォーマンスの航続距離と加速は、注文ページと車種ページの表示からは取れなかったので、この記事では書かない。数字は、テスラ公式サイトの比較機能で確かめてほしい。
RWDの594kmと6.1秒は、注文ページの初期表示(Premium RWDの状態)の数字だ。ロングレンジAWDの766kmと4.4秒は、車種ページの仕様表示による。補助金を引いた額は、表示価格から127万円を引いた計算値で、補助金は登録後に自分で申請して受け取る。支払いの時点では、いったん表示価格の全額が要る。
RWDとロングレンジAWDの差は906,000円で、航続距離は172km
RWDからロングレンジAWDに上げると、表示価格は906,000円(6,219,000円−5,313,000円)高くなる。航続距離は172km(766km−594km)長くなり、0-100km/h加速は1.7秒(6.1秒−4.4秒)縮まる。駆動方式は、後輪駆動からデュアルモーターAWDに変わる。
ロングレンジAWDとパフォーマンスの価格差は1,040,000円(7,259,000円−6,219,000円)だ。パフォーマンスは、グレード名どおり走りの性能を高めたグレードだが、具体的な数字は上のとおり、この記事では確かめられていない。
RWDでも、毎日の使い方なら足りる人は多い
航続距離は国土交通省審査値で、実際の走行では気象や渋滞、運転のしかたで変わる。毎日の走行距離が短く、自宅で充電できる人は、594kmのRWDで足りる場合が多い。遠出が多い人、自宅で充電できない人は、766kmのロングレンジAWDのほうが、充電の回数を減らせる。まず、自宅で充電できるかどうかを確かめてから、グレードを決めたい。
ロングレンジAWDの寸法・荷室・充電は公式の仕様表のとおり
| 項目 | 公式の表示(ロングレンジAWD) |
|---|---|
| 全長 | 4,720mm |
| 全幅 | ミラー含まず1,850mm/ミラー格納時1,933mm/ミラー展開時2,089mm |
| 全高 | 1,441mm |
| 最低地上高 | 138mm |
| 重量 | 1,828kg |
| 荷室容量 | 682リットル |
| 座席数 | 5座席 |
| ディスプレイ | 16インチ センタータッチスクリーン、8インチ リアタッチスクリーン |
| ホイール | 19インチ |
| スーパーチャージャー | 最大250kW、都度課金制。15分で最大282km分の充電 |
注には、15分で追加される航続距離は一定速度のデータに基づく、とある。この表示は「ロングレンジAWDの仕様」なので、RWDの重量やホイールなど、グレードで違う数字は確かめていない。全幅は、ミラーを含めるかで数字が違う。駐車場の幅は、ミラー展開時の2,089mmで考えると安全だ。

保証は車両が4年または8万km、バッテリーは8年(RWDは16万km、ロングレンジとパフォーマンスは19.2万km)
| 項目 | 保証期間 |
|---|---|
| 基本車両 | 4年または80,000km(いずれか早い方) |
| 補助拘束装置 | 5年または100,000km(いずれか早い方) |
| バッテリーおよびドライブユニット(Model 3 Premium RWD) | 8年または160,000km(いずれか先に達するまで)、70%のバッテリー容量を保証 |
| バッテリーおよびドライブユニット(Model 3 Premium ロングレンジAWD・Performance AWD) | 8年または192,000km(いずれか先に達するまで)、70%のバッテリー容量を保証 |
| 車体の錆(穿孔) | 12年、走行距離無制限 |
バッテリーの保証は、グレードで走行距離が違う(テスラ公式サポートの車両保証ページ、2026年10月9日確認)。車種ページの仕様表(ロングレンジAWDの表示)の「8年または192,000km」は、ロングレンジAWDの数字だ。Model Yの3グレードの比較はModel Yのグレード比較にまとめている。同じRWD同士の表示価格は、Model Yが5,587,000円、Model 3が5,313,000円で、差は274,000円だ。
東京都に住む人は、補助金の合計が197万円になる
Tesla Japanは2026年6月25日の発表で、東京都の補助金の拡充を紹介している。国のCEV補助金127万円に、東京都のZEV補助金(40万円に30万円が上乗せされ70万円)を足した合計は197万円だ。この東京都の補助金は、2026年7月1日以降の登録車に適用される。
テスラはこの場合のModel 3 RWDの実質価格を、3,343,000円(税込・登録諸費用別)と書いている。5,313,000円から197万円を引いた額だ。さらに、自宅に太陽光発電設備などの条件を満たすと、補助金が最大237万円に広がるとしている。条件や受付の状況は、東京都のEV補助金2026の記事でまとめている。
補助金は予算がなくなれば終わる
国のCEV補助金は、先着順で、予算がなくなれば終わる。次世代自動車振興センターの終了見込みは、令和8年12月上旬〜12月下旬目処だ(2026年10月9日公表)。最終期限と書類の注意はCEV補助金の最終期限にまとめた。
運転支援は、日本ではFSDがまだ使えない
Model 3の注文ページにも、Full Self-Driving サブスクリプションの日本市場でのリリース時期は、開発状況と規制当局の許認可に依存する、とある。エンハンスト オートパイロットは436,000円の有料オプションだ。くわしくはFSDの記事で整理した。
購入前に確かめる3つのこと
- 自宅で充電できるか。できるなら、594kmで足りるか、毎日の走行距離から考える
- 登録の時期。補助金の受付終了見込みは12月上旬〜下旬。納車と登録が間に合うかを確かめる
- 価格は予告なく変わることがある。注文前に、テスラ公式サイトの注文ページで今の額を確かめる。価格の推移はテスラの価格一覧にある
情報源
関連記事: 車種レビュー・比較
- テスラ ジャパン「Model 3をお好みのデザインに」(注文ページ、2026年10月9日確認)
- テスラ ジャパン「Model 3 – スポーツEVセダン」(車種ページ、2026年10月9日確認)
- テスラ サポート ジャパン「車両保証」(2026年10月9日確認)
- Tesla Japan合同会社 プレスリリース「世界で最もテスラが安い街、東京」(2026年6月25日)
- 次世代自動車振興センター「(別表1)令和7年度補正CEV補助金 銘柄ごとの補助金交付額」(令和8年10月6日現在)
- 次世代自動車振興センター「申請受付終了見込み時期について」(2026年10月9日)
画像: テスラ Model 3(2023年・ロングレンジ、日本の店舗で撮影)、撮影 Kazyakuruma、CC0(Wikimedia Commons)

