新型レクサスES発売|790万円から、HEVのES350hとBEVのES350e・ES500eの3車種、BEVは航続670km

新型レクサスES発売|790万円から、HEVのES350hとBEVのES350e・ES500eの3車種、BEVは航続670km

レクサスは2026年6月11日、全面刷新した8代目の新型「ES」を、全国のレクサス店を通じて発売した。パワートレーンはHEV(ハイブリッド)のES350hと、BEV(電気自動車)のES350e、ES500eの3つ。メーカー希望小売価格(10%消費税込み、リサイクル料金は含まない)は、ES350hのFWDが7,900,000円、ES500eの“version L”が9,200,000円など。最も高いのは、ES350eの“Rr Comfort package”の9,200,000円とES500eの“version L”だ。

ボディは従来型より全長が165mm長い5,140mm、ホイールベースが80mm長い2,950mmになった。プラットフォームは新開発のTNGA(GA-K)で、HEVとBEVの両方に使う。BEVのES350eは航続距離670km(WLTCモード・19インチタイヤ装着時)、ES500eは636kmだ。

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この記事は、レクサスのニュースリリースと、公式のプレスリリース全文(PDF)に書かれた内容をまとめている。

目次

価格は、ES350h(FWD)の790万円から、ES350e“Rr Comfort package”の920万円まで

車種 グレード・パッケージ 駆動 価格(税込)
ES350h(HEV・2.5L 直列4気筒 A25A-FXS) — FWD 7,900,000円
ES350h — AWD 8,100,000円
ES350e(BEV) 標準 FWD 7,900,000円
ES350e “version L” FWD 8,800,000円
ES350e “Rr Comfort package” FWD 9,200,000円
ES500e(BEV) 標準 AWD 8,300,000円
ES500e “version L” AWD 9,200,000円

ES350hとES350eの標準仕様は、どちらも7,900,000円(FWD)だ。ES350eの“Rr Comfort package”は、後席の装備を充実させた新パッケージで、ES350eにだけ設定される。ES350hに“version L”があるかどうかは、発表の価格表には載っていない。

新型レクサスES350e(version L)の外観(実写)
イメージ画像です。

主要諸元は、HEVが全高1,555mm、BEVが1,560mm

項目 ES350h(HEV) ES350e(BEV) ES500e(BEV)
駆動 FWD/AWD FWD AWD
全長×全幅 5,140mm(+165)×1,920mm(+55)
全高 1,555mm(+110) 1,560mm(+115)
ホイールベース 2,950mm(+80)
車両重量 1,830kg(FWD)/1,890kg(AWD) 2,100kg 2,200kg
システム最大出力 182kW(248PS) 165kW(224PS) 252kW(342PS)
0−100km/h加速 7.7秒(FWD)/7.5秒(AWD) 8.0秒 5.5秒
燃料消費率・航続距離 25.4km/L(FWD)/24.8km/L(AWD) 670km 636km

括弧内の数字は従来型との差だ。タイヤサイズは、公式の諸元表に235/55R19と235/45R21が載っている。燃料消費率と航続距離は、WLTCモード・19インチタイヤ装着時の値だ。BEVの充電時間は、150kWの急速充電で10%から80%まで、外気温25℃で約28分(駆動用電池温度が約25℃の場合)とされている。

ES350hは、新しい2.5L直列4気筒ハイブリッドシステムを初採用した。パワーコントロールユニットとトランスアクスルを一体化した「eAxle」で、パワーユニットを小型軽量にした。ES500eは、4輪の駆動力を緻密に制御する「DIRECT4」を採用している。

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Rr Comfort packageは、オットマンとリクライニングを備えた後席重視の装備

“Rr Comfort package”は、ビジネスからプライベートまで、広い室内を最大限に使うための装備だ。公式の説明では、次の装備が並ぶ。

  • オットマン、リヤシートリクライニング、助手席の可倒
  • リヤシートベンチレーション、リヤシートヒーター
  • エアブラダー方式のリフレッシュシート

また、インテリアのオーナメント加飾「モダンバンブー」と「バンブーレイヤリング(面発光)」は、ES350eの“version L”と“Rr Comfort package”、ES500eの“version L”だけの設定だ。昼は質感のあるバンブーの表情、夜は面発光技術による柔らかい光で見せる加飾だ。「バンブーレイヤリング(面発光)」はレクサス初の採用とされている。

新型ESの室内(実写)
イメージ画像です。

内装は物理スイッチを隠す「レスポンシブヒドゥンスイッチ」と、6つの世界観の照明

  • レスポンシブヒドゥンスイッチ: 手をかざすと機能アイコンが点灯するスイッチ。ステアリングとインストルメントパネルに採用。「2026年6月現在発表済みの車種でレクサス調べ」として、世界初をうたう。押したときの感触はしっかりある、と説明している
  • インテリアイルミパッケージ: 14色の固定カラーと50色のカスタムカラー、レクサス初の「ダイナミックカラー」。「奏」「幽玄」「幻想」「移ろい」「閃光」「鼓動」の6つの世界観を設定
  • マルチメディア: レクサス初の新世代マルチメディア。ソフトウェア開発プラットフォーム「Arene」を採用し、OTA(通信による更新)で機能を進化させる
  • メーター: 特殊コーティングを施した12.3インチの異形液晶メーター
  • 薄型パノラミックルーフ(アウタースライド方式): 広いガラス開口で、開放感と頭上空間を確保

ボディカラーは、新色を含む7色。新色の「ソウ」は、BEVのクリーンなイメージを表す、ブルーのハイライトが出るソリッドライクカラーだ。

走りは、新しいプラットフォームと、後輪操舵、マルチリンクサスペンション

  • プラットフォーム: 専用開発して刷新したTNGA(GA-K)。フロントエンド、フロア、リヤエンドの剛性を強化
  • サスペンション: フロントはマクファーソンストラット式。リヤにはマルチリンク式を、ESとして初めて採用
  • Dynamic Rear Steering(DRS): 車速に応じて後輪を最大4度、前輪と逆相または同相に切る。低速では回頭性と取り回し、高速では安定性を高める。公式資料のこの項目には注記が付いているが、注記の内容は今回確認できていない
  • AVS(搭載モデル): 減衰力の切り替えが速いリニアソレノイド式
  • ステアリング: バリアブルラックギア。高速域の安定性と、低速域の取り回しの良さを両立
  • 静粛性: 高遮音タイプのドアガラスと、シール部材の改良。吸音材・遮音材・制振材の量と厚みを部位ごとに調整

安全装備は、最新のLexus Safety System +。3Dビューのパノラミックビューモニターも

新型ESは、最新の「Lexus Safety System +」を採用した。公式が挙げる「主な性能向上機能」は次のとおり。

  • レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付): 先行車の減速や割り込みでの減速が早くなった。エコランモードと、地図連携機能を追加
  • レーンチェンジアシスト(LCA): 起動操作や車線変更の速さを見直し、作動車速を拡大
  • プリクラッシュセーフティ(PCS): 交差点での出会い頭で、警報とブレーキの作動車速を広げた
  • ドライバーモニター: 眠気の兆候を検知した場合にも注意喚起
  • ドライバー異常時対応システム: 高速道路・自動車専用道では、路肩に寄せて停車する機能を追加
  • 高精細式アダプティブハイビームシステム(AHS): 前方車両の遮光に高さ方向も対応、周辺歩行者へのハイビームを部分的に減光
  • ブラインドスポットモニター(BSM): 側方を走る自転車・バイクも検知
  • パノラミックビューモニター: レクサス初の3Dビュー。画面のスワイプで好きな視点から確認できる(シフトがPのとき)

一部の機能(ドライバーモニターなど)は、「地域/仕様によって異なる」と注記されている。日本仕様でどこまで搭載されるかは、販売店で確認したい。

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ほかのレクサスの動きは、レクサスLSの一部改良、RX、LX、新型NXの記事にまとめた。

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