ZR-V・シビック・アコードのリコール計15,873台|シートフレームの端部が基準に不適合、7月31日開始・届出番号5854と外-4216

ZR-V・シビック・アコードのリコール計15,873台|シートフレームの端部が基準に不適合、7月31日開始・届出番号5854と外-4216

ホンダは2026年7月30日、「ZR-V」「シビック」と「アコード」のリコールを、国土交通省に届け出た。ZR-Vとシビックは届出番号5854、アコードは外-4216だ。開始日はいずれも2026年7月31日。対象台数は、ZR-Vとシビックがあわせて14,730台、アコードが1,143台で、合計15,873台になる(この記事での計算)。

不具合は、運転者席と助手席のシートバックフレーム(背もたれの骨組み)の左側サイドフレームの端部の形状だ。ホンダは、この端部の形状が保安基準に適合しない、と説明している。改善措置は、端部に保護材を追加する作業で、費用は無料だ。

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目次

不具合の内容:左側サイドフレームの端部が、正しく成型できていない

ホンダの公式ページは、不具合の状況と原因を次のように書いている。

運転者席及び助手席シートにおいて、左側サイドフレームを成型する金型及び製造管理が不適切なため、当該フレームの端部が正しく成型できていないものがあります。そのため、当該フレーム端部の形状が保安基準に適合しません。

つまり、フレームを成型する金型と製造管理に問題があり、端部の形状が基準どおりになっていない車がある、という内容だ。ホンダの公式ページには、この不具合による事故や負傷の報告の有無は書かれていない。

項目 内容
不具合の部位 座席(運転者席及び助手席シートバックフレーム)
改善措置 運転者席及び助手席シートの左側サイドフレーム端部に、保護材を追加する
届出日 2026年7月30日(令和8年7月30日)
開始日 2026年7月31日(令和8年7月31日)
届出番号 ZR-V・シビック=5854、アコード=外-4216
使用者への周知 ダイレクトメール等で通知
ホンダ シビック e:HEVの外観
イメージ画像です。ホンダ シビック e:HEV(撮影者の表記は「Civic e-HEV ’22」)。写っている車が対象かどうかは、車台番号で確認してください。撮影 Oq10pass/Wikimedia Commons/CC0 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Honda_Civic_e-HEV_’22_(3).jpg

対象車:ZR-Vは4型式で10,923台、シビックは2型式で3,807台

届出番号5854の対象は、次のとおり。製作期間は、車が作られた時期で、購入した時期とは違う。

車名 型式 車台番号の範囲 製作期間 台数
ZR-V 6AA-RZ4 RZ4-1116272〜RZ4-1124026 令和7年1月14日〜7月28日 7,186台
ZR-V 6AA-RZ6 RZ6-1105560〜RZ6-1109101 令和7年1月14日〜7月28日 3,357台
ZR-V 5BA-RZ3 RZ3-1100640〜RZ3-1100987 令和7年1月14日〜7月23日 281台
ZR-V 5BA-RZ5 RZ5-1100255〜RZ5-1100387 令和7年1月14日〜7月23日 99台
シビック 5BA-FL1 FL1-1301523〜FL1-1302209 令和7年3月14日〜3月22日 667台
シビック 5BA-FL1 FL1-1400002〜FL1-1401815 令和7年3月22日〜7月30日 1,716台
シビック 6AA-FL4 FL4-1201644〜FL4-1202459 令和7年3月14日〜3月22日 598台
シビック 6AA-FL4 FL4-1300001〜FL4-1301219 令和7年3月22日〜7月28日 826台
合計(製作期間の全体は令和7年1月14日〜7月30日) 14,730台

型式ごとの台数の合計は、ZR-Vが10,923台、シビックが3,807台で、この記事で計算した。ホンダの注意書きにあるとおり、車台番号が範囲の中に入っていても、対象とならない車が含まれている場合がある。

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アコードは1型式で1,143台、届出番号は「外-4216」

アコードの対象は、型式6AA-CY2、車台番号CY2-1100014〜CY2-1101183、製作期間が令和7年4月3日〜令和7年12月3日の1,143台。届出番号は「外-4216」だ。

ホンダ アコード e:HEVの外観
イメージ画像です。ホンダ アコード e:HEV(撮影者の表記は「Accord e-HEV (CY) ’24」)。写っている車が対象かどうかは、車台番号で確認してください。撮影 Oq10pass/Wikimedia Commons/CC0 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Honda_Accord_e-HEV_(CY)_’24_(2).jpg

交換修理用部品も対象:ZR-V用57点、シビック用11点、計68点

ホンダは、交換修理用部品として出荷され、組付けられた車両が特定できないバックフレーム アッセンブリーについても、リコールの対象としている。

車名 部品 部品番号 出荷期間 部品数
ZR-V 運転者席側バックフレーム アッセンブリー 81125-3V0-J51 令和7年1月10日〜令和8年7月10日 57点
シビック 助手席側バックフレーム アッセンブリー 81525-T24-Z61 令和7年4月9日〜令和7年6月23日 4点
シビック 運転者席側バックフレーム アッセンブリー 81125-T50-J71 令和7年3月8日〜令和7年7月28日 7点

ホンダは「交換修理用部品が組付けられた車両は、同様の改善を実施します」と書いている。シートの修理や交換をしたことがある場合は、販売店に伝えておくと確実だ。

自分の車が対象か:車台番号で検索し、販売店に予約する

  1. 車検証で車台番号を確認する(例:RZ4-、FL1-、CY2-で始まる番号)。
  2. ホンダ公式サイトの「リコール等情報対象車両・対象製品の検索」に車台番号を入力する。
  3. 対象なら、最寄りのHonda販売店に、来店日時を予約して点検・修理(無料)を受ける。

問い合わせ先は、Honda市場措置専用窓口(四輪車専用)のフリーダイヤル0120-280524(受付9:00〜17:00、12/31〜1/3を除く)。ホンダは、お早めに販売店へ予約をするよう呼びかけている。

よくある誤解:リコール=すぐ走れなくなる、ではない

今回の不具合は、フレーム端部の形状が保安基準に適合しない、というもので、「走行できなくなる」といった内容は、ホンダの説明に書かれていない。一方で、基準に適合しない状態であることは、ホンダ自身が認めている。対象かどうかを確認し、対象なら、早めに販売店で保護材の追加を受けるのが基本だ。

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