トヨタ自動車は2025年11月12日、スープラのリコールを国土交通省に届け出た。届出番号は5739、リコール開始日は11月13日。対象は、2019年5月29日〜2021年3月10日に製作された2型式、合計1,069台だ。
不具合は、スターター(始動装置)にある。スターターの防水性の検討が不十分で、水たまりなどを勢いよく走ると、スターターのリレー内部に水が入ることがある。そのまま使い続けると、接点部が短絡して、エンジンが始動できなくなったり、最悪の場合は火災に至るおそれがある。
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改善措置は、全車両で、スターターを対策品に交換すること。修理は無料だ。不具合件数は0件で、事故は報告されていない。見つかったきっかけは「他社からの情報」だ。
目次
対象は807台と262台の2型式、合計1,069台
| メーカー・車名 | 型式 | 製作期間 | 対象台数 |
|---|---|---|---|
| トヨタ スープラ | 3BA-DB22 | 令和元年5月29日〜令和3年3月10日 | 807台 |
| トヨタ スープラ | 3BA-DB82 | 令和元年7月3日〜令和3年2月4日 | 262台 |
| 合計(製作期間の全体は令和元年5月29日〜令和3年3月10日) | 1,069台 | ||
車台番号の範囲には、対象にならない車両も含まれている。製作期間は購入時期とは異なる。確認は車台番号で行う。スープラは、別の不具合(スタータのリレーの接点の摩耗)で、2026年にもリコールが届け出られている。スープラのリコール790台の記事にまとめた。こちらは別の届出だ。

不具合は、スターターのリレーに水が入り、接点が短絡すること
| 項目 | 届出の内容 |
|---|---|
| 不具合の部位 | 始動装置(スタータ) |
| 原因 | スタータの防水性の検討が不十分 |
| 起きること | 水溜まり等を勢いよく走行すると、スタータのリレー内部に水が浸入することがある。そのまま使用を続けると、接点部が短絡して、エンジン始動不能や、最悪の場合、火災に至るおそれがある |
| 改善措置 | 全車両、スタータを対策品に交換する |
| 不具合件数 | 0件 |
| 事故の有無 | 無し |
| 発見の動機 | 他社からの情報による |
起きる条件は、「水たまり等を勢いよく走行する」ことだ。通常の雨の日の走行で必ず起きる、とは書かれていない。冠水路など、深い水たまりは避けたい。これは一般的な注意で、トヨタの案内ではない。
対象車の確認は車台番号。修理は予約して無料で受ける
- 確認: トヨタの「リコール等情報対象車両検索」に車台番号を入れる。車台番号は車検証で確かめられる
- 修理: 利用している販売店に来店日時を予約し、点検・修理(無料)を受ける
- 案内: 使用者にはダイレクトメール等で通知される
- 問い合わせ: トヨタお客様相談センター 0800-700-7700
修理にかかる時間や、代車の有無は、届出にも公式ページにも書かれていない。
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情報源
- 国土交通省「リコールの届出について(トヨタ スープラ)」(令和7年11月12日届出)、添付の「リコール届出一覧表」
- トヨタ「スープラのリコールについて」(届出番号5739)
- 画像: Wikimedia Commons「Toyota GR Supra (A90) Washington DC Metro Area, USA.jpg」(OWS Photography、CC BY 4.0、https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)。米国仕様の写真で、リコール対象の個別の車両ではない

