レクサスRX一部改良は9月30日発売|価格7,040,000円から、値上げ幅と標準になった装備

レクサスRX一部改良は9月30日発売|価格7,040,000円から、値上げ幅と標準になった装備

LEXUSは2026年9月30日、「RX」を一部改良し、同じ日に全国のレクサス店で発売した。メーカー希望小売価格は7,040,000円から9,290,000円(10%消費税込み)で、どのグレードも改良前より高くなった。

値上げ幅は260,000円から400,000円。いちばん上がったのはRX350h “version L”で、2WD・AWDとも400,000円高い。一方で、これまでRX500hとRX450h+だけに標準だったデジタルインナーミラーや前後方を記録するドライブレコーダーなどが、RX350hとRX350にも標準装備になった。

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この記事では、リリースとレクサス公式サイトの価格表・諸元表・装備表で確かめたことだけを書く。改良前の価格は2025年2月27日のリリースと、改良前の価格表(Internet Archive、2026年9月25日保存)で確かめた。

目次

RXの新価格は7,040,000円から。全グレードで260,000〜400,000円上がった

公式サイトの表示では全7パッケージだ。改良前の価格と並べると次のようになる。

モデル・パッケージ 駆動 改良後の価格(税込) 改良前の価格(税込) 差額
RX500h “F SPORT Performance” AWD 9,290,000円 9,030,000円 260,000円高
RX450h+ “version L” AWD 9,130,000円 8,870,000円 260,000円高
RX350h “version L” 2WD(FF) 8,000,000円 7,600,000円 400,000円高
RX350h “version L” AWD 8,510,000円 8,110,000円 400,000円高
RX350 “version L” 2WD(FF) 7,040,000円 6,680,000円 360,000円高
RX350 “version L” AWD 7,450,000円 7,090,000円 360,000円高
RX350 “F SPORT” AWD 7,510,000円 7,130,000円 380,000円高

価格にリサイクル料金は含まれない。改良前の価格表にあった「北海道地区の価格には寒冷地仕様の価格が別途加算されます」という注記は、今回の価格表には無い。

夕方の屋上駐車場に停まるSUVを斜め後ろから見たところ
イメージ画像です。

RX350hとRX350にドライブレコーダーとデジタルインナーミラーが標準になった

装備についてリリースが挙げている改良点は次の3つだ。

  • 全車にフロントドアガラスのIRカット機能を追加
  • ブレーキホールドに、イグニッションON時の設定状態を保持するスタンバイメモリ機能を採用(RX500h/RX450h+/RX350h)
  • デジタルインナーミラーや前後方を記録するドライブレコーダー等を、RX500hとRX450h+に加えてRX350hとRX350にも標準装備

「等」の中身は、改良前の価格表と今回の装備表を見比べると分かる。改良前はオプションで、今回標準になったものは次のとおりだ。

  • ドライブレコーダー(前後方):改良前はRX350h・RX350で42,900円のオプション
  • デジタルインナーミラー:改良前はRX350h・RX350で44,000円のオプション
  • デジタルキー:改良前は全車33,000円のオプション
  • おくだけ充電:改良前はRX350h・RX350で13,200円のオプション
  • アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)+外部給電アタッチメント:改良前はRX350hで45,100円のオプション
  • 寒冷地仕様:改良前は全車20,900円のオプション
  • ITS Connect:改良前はRX350 “F SPORT”だけ27,500円のオプション
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改良前に同じオプションを付けていたなら、値上げ幅はそのまま負担増にならない

「RX350hは400,000円の値上げ」と聞くと、同じ車が400,000円高くなったと受け取りやすい。だが上の装備を改良前に全部オプションで付けていた場合と比べると、差は小さくなる。改良前のオプション価格を単純に足すと次のとおりだ。

モデル・パッケージ 値上げ幅 標準になった装備の改良前のオプション価格
RX500h “F SPORT Performance” 260,000円 53,900円(2点)
RX450h+ “version L” 260,000円 53,900円(2点)
RX350h “version L” 400,000円 199,100円(6点)
RX350 “version L” 360,000円 154,000円(5点)
RX350 “F SPORT” 380,000円 181,500円(6点)

ただし、これは「改良前にそのオプションを全部選んでいたら」という比較だ。付けるつもりが無かった装備なら、値上げ幅はそのまま負担増になる。リリースは値上げの理由を説明していない。

走りの改良はニュルブルクリンクでの造り込み。対象はRX500h・RX450h+・RX350h AWD

リリースによると、ドイツのニュルブルクリンクでシャシーの改良に取り組み、AVS(Adaptive Variable Suspension System)の減衰特性と、EPS(電動パワーステアリング)、DRS(Dynamic Rear Steering)の制御を最適化した。

この最適化には注記があり、対象はRX500h/RX450h+/RX350h AWDだ。RX350(ガソリン車)とRX350hの2WDは対象に書かれていない。

燃費(WLTCモード、国土交通省審査値)は主要諸元表で次のとおりだ。RX500hは14.2km/L、RX450h+は18.7km/L(充電電力使用時走行距離は86km)、RX350hは2WDが20.3km/L・AWDが18.7km/L、RX350は2WDが11.8km/L・AWD(version L、F SPORT)が11.2km/L。使用燃料はどれも無鉛プレミアムガソリンだ。全長4,890mm、全幅1,920mm、ホイールベース2,850mmは2025年2月のリリースと同じだ。

ボディカラーは全10色。version Lにホワイトノーヴァガラスフレークが加わった

リリースは外観の変更として、“version L”へのホワイトノーヴァガラスフレークの追加と、“F SPORT Performance”“F SPORT”のオプションのブレーキキャリパーをレッド塗装に変えたことを挙げている。選べる色はパッケージで違う。

ボディカラー version L F SPORT Performance F SPORT 追加料金(税込)
ソニックチタニウム ○ - - なし
ソニッククロム ○ ○ ○ なし
ソニックイリジウム ○ ○ ○ なし
グラファイトブラックガラスフレーク ○ ○ ○ なし
レッドマイカクリスタルシャイン ○ - - なし
ソニックカッパー ○ ○ ○ 165,000円
テレーンカーキマイカメタリック ○ - - なし
ディープブルーマイカ ○ - ○ なし
ホワイトノーヴァガラスフレーク ○(今回追加) ○ ○ なし
ヒートブルーコントラストレイヤリング - ○ ○ 165,000円

追加料金がかかるのはソニックカッパーとヒートブルーコントラストレイヤリングの2色で、どちらも165,000円のメーカーオプションだ。レッドのブレーキキャリパー(フロントLEXUSロゴ)は55,000円のメーカーオプションになった。改良前の価格表では、同じ枠は「オレンジブレーキキャリパー」で44,000円だった。

工場出荷の目処はRX350hとRX500hが3.5〜4.0ヶ月、RX450h+は6.0〜6.5ヶ月

レクサスの「工場出荷時期目処のご案内」(2026年10月2日更新)に載っているRXの目処は次のとおりだ。

  • RX350:4.5ヶ月〜5.0ヶ月
  • RX500h:3.5ヶ月〜4.0ヶ月
  • RX350h:3.5ヶ月〜4.0ヶ月
  • RX450h+:6.0ヶ月〜6.5ヶ月

これは注文してから工場を出るまでの目処で、納車までは販売店への輸送や納車準備でさらに時間がかかる。ページには、10月2日時点の見通しで生産状況や受注状況によって変わること、一部のオプション・機能やその組み合わせによっては別に時間がかかることも書かれている。リリースに販売計画の台数は書かれていない。

販売店の商談テーブルで、見積書を確かめながらペンを持つ手元と卓上カレンダー
イメージ画像です。

見積もりで確かめたい5つのこと

商談の前に、次の点を確かめておくと迷いにくい。

  • 見積もりの車両が9月30日発売の改良モデルか、改良前の在庫車か(価格も標準装備も違う)
  • 改良前の見積もりと比べるなら、標準になった装備のオプション代が前の見積もりに入っていたか
  • ボディカラーの追加料金(ソニックカッパー・ヒートブルーコントラストレイヤリングは165,000円)と、パッケージで選べない色が無いか
  • パノラマルーフ(209,000円、ルーフレールと同時装着)などのオプション金額と納期
  • 走りの改良を重視するなら、選ぶ車が注記の対象(RX500h/RX450h+/RX350h AWD)に入っているか

価格表は、価格は参考価格で販売店が独自に定めていると注記している。公式サイトの見積りシミュレーションで、オプション込みの金額を先に出しておくと比べやすい。

RXの大きさが日常の駐車でどう効くかはレクサスRXのサイズ感の記事、レクサス全般の予算の考え方はレクサス購入に必要な年収の記事にまとめている。

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