エクストレイル2026年9月の一部仕様変更|価格409万2,000円〜、マイナーチェンジ・一部改良ではない変更点

エクストレイル2026年9月の一部仕様変更|価格409万2,000円〜、マイナーチェンジ・一部改良ではない変更点

日産は2026年9月3日、「エクストレイル」を一部仕様変更し、同じ日に発売した。メーカー希望小売価格(消費税込み)は4,092,000円(X・2WD)から4,950,000円(G e-4ORCE)で、NISMOは別の取扱会社で5,754,100円からだ。

日産のリリースの表題は「一部仕様変更」で、フルモデルチェンジともマイナーチェンジとも一部改良とも書かれていない。リリースが挙げる変更は、最新の法規への適合と、ホイール・外装パーツの色や装備の標準化が中心だ。

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この記事では、日産のニュースリリース(2026年9月3日)と、日産公式サイトの主要装備一覧・主要諸元、出荷時期目処のページで確かめたことだけを書く。旧価格はリリースに載っていないので、値上げ・値下げかどうかは判断しない。

目次

エクストレイルの価格は4,092,000円から。2WDとe-4ORCEの5グレード

パワートレインは全車、1.5L VCターボ(KR15DDT)を発電用エンジンにした第2世代e-POWERだ。駆動方式は2WDと4WD(e-4ORCE)がある。リリースの価格表は次のとおり。

駆動 シート グレード 価格(税込)
2WD 2列 X 4,092,000円
2WD 2列 G 4,653,000円
4WD(e-4ORCE) 2列 X e-4ORCE 4,389,000円
4WD(e-4ORCE) 2列 G e-4ORCE 4,950,000円
4WD(e-4ORCE) 3列 X e-4ORCE 4,521,000円

3列シートは「X e-4ORCE」だけだ。同じ2列のXで2WDと4WDを比べると297,000円、Gで比べると297,000円の差になる。

価格にオプション・税金(消費税を除く)・自賠責保険・諸費用は含まれない。価格は販売会社が独自に決めているので、見積もりは販売店ごとに確かめたい。

森の砂利道に停まるオリーブ色のSUVを斜め後ろから見たところ
イメージ画像です。

変更点は「法規適合」と、Gの19インチ標準・全車のリモコンオートバックドア標準

リリースが書いている変更点は次のとおりだ。

  • 最新の法規に適合した(具体的な項目はリリースに書かれていない)
  • Gグレード:19インチアルミホイール(幾何学的な切削パターン)を標準装備にし、ルーフレールとドアミラーを黒色化した
  • Xグレード:リヤのサイドスポイラーと18インチアルミホイールを黒色化した
  • リモコンオートバックドアを標準装備にした
  • NISMO e-4ORCE:NissanConnectインフォテインメントシステムを標準装備にした

公式サイトの主要装備一覧(2026年9月版)では、リモコンオートバックドア(ハンズフリー機能、挟み込み防止機構付)は全グレードに●(標準装備)の印が付いている。タイヤは、Xが235/60R18、Gが235/55R19だ。

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NissanConnectは、Xではセットオプション。Gは標準

主要装備一覧によると、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステム(12.3インチ、6スピーカー)は、Gでは標準装備だ。Xではメーカーオプションの「セットオプション」になっていて、インテリジェント アラウンドビューモニターや車両通信ユニット(TCU)、ETC2.0ユニットとまとめて選ぶ形になっている(2列シート車と3列シート車でセットの中身が異なる)。

リリースが「標準装備にした」と書いているのは、NISMO e-4ORCEとAUTECH e-4ORCEのNissanConnectだけだ。Xのこの組み合わせが今回から変わったのかどうかは、旧価格表を確かめていないので書かない。

燃費と大きさは、公式の主要諸元表のとおり

主要諸元表(2026年9月版)の数字は次のとおり。燃費はWLTCモード(国土交通省審査値)だ。

項目 2WD(X・G) 4WD 2列(X・G) 4WD 3列(X)
WLTCモード燃費 19.4km/L 18.1km/L 18.0km/L
全長×全幅×全高 4,690mm×1,840mm×1,720mm
ホイールベース 2,705mm
最低地上高 200mm 185mm 185mm
車両重量 X 1,750kg/G 1,770kg X 1,850kg/G 1,870kg 1,880kg
乗車定員 5名 5名 7名

エンジンは1,497ccの直列3気筒で、最高出力106kW(144PS)、最大トルク250N・m(25.5kgf・m)。使用燃料は無鉛レギュラーガソリン、タンク容量は55Lだ。燃費はメーカーオプションの組み合わせで数字が変わると諸元表の注記にある。

NISMOとカスタムカーはNMC取扱い。価格表は別になる

NISMOは持込み登録車で、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)の取扱いだ。AUTECH・ROCK CREEK・マルチベッドもNMCが、日産の販売会社を通じて同日に発売した。上のベース車の価格表とは別に見る必要がある。

車種 駆動・シート ベース車グレード 価格(税込)
NISMO e-4ORCE 4WD・2列 ― 5,754,100円
NISMO Advanced Package e-4ORCE 4WD・2列 ― 5,962,000円
AUTECH Advanced Package 2WD・2列 G 5,365,800円
AUTECH e-4ORCE 4WD・2列 X e-4ORCE 5,480,200円
AUTECH Advanced Package e-4ORCE 4WD・2列 G e-4ORCE 5,662,800円
AUTECH SPORTS SPEC e-4ORCE 4WD・2列 G e-4ORCE 5,904,800円
AUTECH e-4ORCE 4WD・3列 X e-4ORCE 5,559,400円
ROCK CREEK e-4ORCE 4WD・2列 X e-4ORCE 4,757,500円
ROCK CREEK e-4ORCE 4WD・3列 X e-4ORCE 4,889,500円
ROCK CREEK マルチベッド 4WD・2列 X e-4ORCE 5,362,500円
G e-4ORCE マルチベッド 4WD・2列 G e-4ORCE 5,635,300円

NMCのリリースによると、カスタムカーも最新の法規に適合した。AUTECH e-4ORCEではNissanConnectが標準装備になり、マルチベッドには、従来のROCK CREEKに加えて「G e-4ORCE」ベースのグレードが追加された。表の最後の行がその追加分にあたる。

後ろの席を倒して荷室を広く使えるイメージ
イメージ画像です。

ボディカラーは11色。特別塗装色は追加料金の扱いが他の色と異なる

公式サイトのエクステリアのページは「11色のエクストレイル・カラー」と案内している。ページで確かめられた色の名前は次のとおりだ。

  • カーディナルレッド(特別塗装色)
  • プリズムホワイト(特別塗装色)
  • ダイヤモンドブラック(特別塗装色)
  • ディープオーシャンブルー(特別塗装色)
  • ステルスグレー(特別塗装色)
  • シェルブロンド(特別塗装色)
  • プリズムホワイト/スーパーブラック 2トーン(特別塗装色)
  • ディープオーシャンブルー/スーパーブラック 2トーン(特別塗装色)
  • ステルスグレー/スーパーブラック 2トーン(特別塗装色)
  • シェルブロンド/スーパーブラック 2トーン(特別塗装色)
  • ダークメタルグレー(特別塗装色の表記なし)

公式サイトの注記には「特別塗装色およびスクラッチシールドをお選びの場合、他のボディカラーと車両価格が異なります」とある。日産のセルフ見積りでX(2WD)を選んだ画面では、特別塗装色の単色が+49,500円、スーパーブラックとのツートンが+93,500円で、ダークメタルグレーは追加がなかった。X(2WD)の画面に出た色は9色で、ほかのグレードの色代は確かめていない。色を決める前に、選ぶグレードの見積もりを販売店で確認したい。全色にスクラッチシールドが付くことも公式サイトに書かれている。

「マイナーチェンジだから大きく変わった」とは限らない

「2026年のエクストレイルはマイナーチェンジ」という情報を見て、デザインやパワートレインが新しくなったと考える人もいるかもしれない。だが日産の発表は「一部仕様変更」で、リリースの変更点はホイール・外装の色・装備の標準化が中心だ。

一方、同じ車名でも、条件によって見方は変わる。

  • Xを選ぶ場合は、NissanConnectを含むセットオプションを付けるかどうかで価格が変わる
  • NISMOやAUTECHは、日産車としての扱いは同じでも、価格表と取扱会社が違う

この記事は、旧価格との比較をしていない。「安くなった」「高くなった」は、販売店で同じ条件の見積もりを比べて判断してほしい。

出荷目処は「1〜2ヶ月程度」。見積もり前に確かめたいこと

日産の「各車両の工場出荷時期の目処について」(2026年10月2日時点)では、エクストレイルは1〜2ヶ月程度とされている。同じページに、一部の仕様・グレードは生産の都合で記載のスケジュールどおりに用意できない場合があること、実際の納車時期は販売店の状況によって異なることも書かれている。この目処は工場出荷の時期で、納車の日ではない。

商談の前に、次の点を確かめておくと迷いにくい。

  • 見積もりの車両が2026年9月3日以降の仕様か
  • Xなら、NissanConnectを含むセットオプションを付けるか
  • 特別塗装色やツートンを選ぶ場合の車両価格の差額
  • 2列と3列のどちらにするか(3列はX e-4ORCEのみ)
  • NISMO・AUTECH・ROCK CREEKを選ぶなら、NMCの価格表での総額

同じ時期の改良モデルは、インプレッサ改良モデルの記事でも、価格とオプションの見方をまとめている。ほかの比較やレビューは、車種レビュー・比較のカテゴリにある。

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