レクサスIS特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅵ”は6,950,000円|10月1日発売、一部改良の中身

レクサスIS特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅵ”は6,950,000円|10月1日発売、一部改良の中身

LEXUSは2026年9月17日、「IS300h」を一部改良するとともに、特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅵ”を設定すると発表した。全国のレクサス店を通じて10月1日に発売する。特別仕様車の価格は6,950,000円(10%消費税込み)だ。

特別仕様車は“F SPORT”がベースで、新開発のブラック塗装を施したBBS製19インチ鍛造アルミホイールを採用した。一部改良の内容としてリリースが挙げているのは、寒冷地仕様の全車標準装備だ。

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この記事では、トヨタのニュースリリースと、LEXUSのIS商品サイト・価格表・主要装備一覧表・主要諸元表で確認できたことだけを扱う。

目次

特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅵ”は6,950,000円で、10月1日に発売される

リリースのメーカー希望小売価格を、価格の安い順に並べると次のとおり(リリースの表で無印のIS300hは見出しが空欄)。ISのラインアップは4つで、いずれもIS300hの2WD(FR)だ。

パッケージ エンジン 駆動 価格(10%消費税込み)
IS300h 2AR-FSE(2.5L 直列4気筒) 2WD(FR) 5,900,000円
IS300h “version L” 2AR-FSE(2.5L 直列4気筒) 2WD(FR) 6,200,000円
IS300h “F SPORT” 2AR-FSE(2.5L 直列4気筒) 2WD(FR) 6,450,000円
IS300h 特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅵ” 2AR-FSE(2.5L 直列4気筒) 2WD(FR) 6,950,000円

価格にはリサイクル料金が含まれない。LEXUSの価格表には、オプション価格も含まれないこと、保険料・税金(消費税を除く)・登録料などの諸費用が別途かかることが書かれている。価格表の日付は「’26年9月現在」だ。

ベースの“F SPORT”(6,450,000円)との差は500,000円になる。ISがLEXUSのセダンの中でどの価格帯にあるかは、レクサスISの価格から見た位置づけを扱った記事で比べている。

夕方の街中に停まる黒いスポーツセダンを斜め前から見たところ
イメージ画像です。

新型ISではない。“F SPORT”をベースにした特別仕様車と、一部改良の組み合わせだ

今回の発表は、フルモデルチェンジではない。リリースの表現は「一部改良」と「特別仕様車の設定」だ。

特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅵ”は、これまでご好評いただいた“F SPORT Mode Black”の第6弾モデルです。

名前の「Ⅵ」は第6弾という意味だ。過去の“Mode Black”とは装備の中身が同じとは限らないため、この記事では今回のⅥで公式に書かれている装備だけを扱う。

ISについてリリースは、1999年の初代モデル誕生以降コンパクトFRスポーツセダンとして進化を続け、25年以上にわたってグローバル約40か国で累計約130万台を販売してきた、と書いている。

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特別装備はBBS製19インチ鍛造ホイールと、ウルトラスエードを使ったシートと内装だ

リリースが特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅵ”の「特別装備」として挙げているのは次の3点だ。

  • 19インチ鍛造アルミホイール(BBS製ブラック塗装)
  • ウルトラスエード(ブラック)/L texスポーツシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付)
  • ウルトラスエード(ドアトリムアームレスト/フロントコンソール上部)

L tex(エルテックス)は、本革に近い風合いと手触りを追求した合成皮革だとリリースは注記している。LEXUSの特別仕様車ページは、ホイールについて「BBSと共同開発」し、職人が1本1本時間をかけて仕上げた軽量・高強度の鍛造アルミホイールだと紹介している。

ベースの“F SPORT”と何が違うのかを、LEXUSの主要装備一覧表と価格表で並べると次のようになる。

項目 “F SPORT” “F SPORT Mode Black Ⅵ”
ホイール(フロント) 235/40R19 92Yタイヤ&19×8½J“F SPORT”アルミホイール(スーパーグロスブラックメタリック塗装) 235/40R19 92Yタイヤ&19×8½J 特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅵ”鍛造アルミホイール(BBS製ブラック塗装)
ホイール(リヤ) 265/35R19 94Yタイヤ&19×9½J“F SPORT”アルミホイール(スーパーグロスブラックメタリック塗装) 265/35R19 94Yタイヤ&19×9½J 特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅵ”鍛造アルミホイール(BBS製ブラック塗装)
シート “F SPORT”L tex スポーツシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付) ウルトラスエード(ブラック)/L texスポーツシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付)
ウルトラスエード(ドアトリムアームレスト/フロントコンソール上部) - 標準装備
三眼フルLEDヘッドランプ(ロー・ハイビーム)&LEDフロントターンシグナルランプ メーカーオプション(77,000円) 標準装備

タイヤサイズは両者で同じだ。インテリアカラーは、“F SPORT”がブラック・ホワイト・プロミネンスの3つから選べるのに対し、特別仕様車は「特別仕様車“F SPORT Mode Black VI”ブラック」の1つだけになる(LEXUSの商品サイトの表示)。

黒いスエード調の表皮を使ったスポーツシートの運転席まわり
イメージ画像です。

特別仕様車の鍛造ホイールには、タイヤチェーンを装着できない

見落としやすいのが、ホイールの注記だ。リリースは19インチ鍛造アルミホイールに次の注記を付けている。

タイヤチェーンを装着することはできません

LEXUSの主要装備一覧表では、同じ注記が“F SPORT”の19インチホイールにも付いている。雪道を走る機会がある人は、冬の足まわりをどうするかを販売店で確認しておきたい。

一部改良の中身は「寒冷地仕様の全車標準装備」だ

今回の一部改良について、リリースが書いているのは次の1文だ。

また、一部改良では、寒冷地仕様を全車標準装備としました。

「全車」なので、特別仕様車だけではなく4つのパッケージすべてが対象だ。LEXUSの主要装備一覧表では、寒冷地仕様の中身を「LEDリヤフォグランプ・ヘッドランプクリーナー・ウインドシールドデアイサー等」と書いており、4パッケージすべてに標準装備の印が付いている。

一覧表の注記には、寒冷地仕様は寒冷地での使用を考慮した装備の充実を図っていること、LEDリヤフォグランプは右側に1個、バックアップランプは左側に1個装着されることが書かれている。リリースに書かれている一部改良の内容はこの1点で、ほかの変更点は挙げられていない。

雪の積もった駐車場に停まるセダンの後ろ姿とリヤフォグランプの赤い光
イメージ画像です。

パワートレーンは4パッケージとも共通で、WLTCモード燃費は17.6km/Lだ

特別仕様車に専用のエンジンやチューニングはない。LEXUSの主要諸元表から、共通の主な数字を抜き出すと次のとおり。

項目 数値
全長×全幅×全高 4,720×1,840×1,435mm
ホイールベース 2,800mm
エンジン 2AR-FSE 直列4気筒 2.493L、最高出力[NET]131(178)kW(PS)/6,000r.p.m.
モーター 1KM 交流同期電動機、最高出力105(143)kW(PS)
駆動用主電池 ニッケル水素電池
駆動方式 後輪駆動
燃料消費率(WLTCモード) 17.6km/L

燃費の17.6km/Lは、LEXUSの特別仕様車ページにも「WLTCモード:17.6km/L」と書かれている。主要諸元表での車両重量は、特別仕様車が1,710kgだ。ムーンルーフなどのオプションを付けると増える、と注記されている。

特別仕様車を検討している人が確かめること

まず納期だ。LEXUSの工場出荷時期目処のご案内(2026年9月25日更新)では、IS300hは「詳しくは販売店にお問い合わせください」となっている。特別仕様車の生産台数や販売期間は、リリースと商品サイトでは確認できなかった。

次に色だ。特別仕様車のボディカラーは8色で、そのうちラディアントレッドコントラストレイヤリング〈3T5〉とヒートブルーコントラストレイヤリング〈8X1〉は、それぞれメーカーオプション(165,000円)になる。

見積もりはLEXUSのIS商品サイトの見積りシミュレーションで出せる。“F SPORT”にヘッドランプのオプションを付けた場合との差額や、冬の足まわりは、レクサス店で実車の仕様と合わせて確かめるのが確実だ。

ほかの車種の比較やレビューは、車種レビュー・比較のカテゴリにまとめている。

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