ランドクルーザー300とLX600がリコール9,827台|変速機の制御不備で走行不能、最悪の場合は火災のおそれ【届出番号5777】

ランドクルーザー300とLX600がリコール9,827台|変速機の制御不備で走行不能、最悪の場合は火災のおそれ【届出番号5777】

トヨタ自動車は2026年2月18日、ランドクルーザー300とレクサスLX600のリコールを国土交通省に届け出た。届出番号は5777、リコール開始日は2月19日。対象は2025年2月5日〜12月11日に製作された3型式、合計9,827台だ。

不具合は自動変速機(トランスミッション)の制御プログラムにある。故障が起きたときに、内部の部品が回りすぎるのを抑えられないことがある。トランスミッションが損傷して走行不能になり、最悪の場合は、漏れたフルードが排気管に付いて火災に至るおそれがある。

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改善措置は、全車両でトランスミッション用の制御コンピュータのプログラムを対策版に書き換えること。修理は無料だ。不具合件数は0件、事故も報告されていない。

目次

対象は3型式9,827台。ランドクルーザー300が8,473台、LX600が1,354台

メーカー・車名 型式 車台番号の範囲 製作期間 対象台数
トヨタ ランドクルーザー 3DA-FJA300W FJA300-4091310〜FJA300-4134300 令和7年2月5日〜令和7年12月8日 2,598台
トヨタ ランドクルーザー 3BA-VJA300W VJA300-4163637〜VJA300-4219823 令和7年2月5日〜令和7年12月9日 5,875台
レクサス LX600 3BA-VJA310W VJA310-4059020〜VJA310-4091422 令和7年2月26日〜令和7年12月11日 1,354台
合計(製作期間の全体は令和7年2月5日〜令和7年12月11日) 9,827台

ランドクルーザーの2型式の合計は8,473台(2,598台+5,875台)だ。車台番号の範囲には、対象にならない車両も含まれている。製作期間は購入時期とは異なる。確認は車台番号で行う。

対象は2025年製作の車に限られる。それ以前に製作された車や、2026年に入って製作された車は、今回の届出に入っていない。

トヨタ・ランドクルーザー300の外観(実写・イメージ)
イメージ画像です。

不具合は、変速機の故障時に部品の過回転を抑えられないこと

項目 届出の内容
不具合の部位 動力伝達装置(自動変速機)
原因 自動変速機(トランスミッション)の制御プログラムの検討が不十分
起きること 故障が生じた際に構成部品の過回転を抑制できないことがある。トランスミッションが損傷して走行不能となり、最悪の場合、漏れたトランスミッションフルードが排気管に付着して火災に至るおそれがある
改善措置 全車両、トランスミッション用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する
不具合件数 0件
事故の有無 無し
発見の動機 社内からの情報による

誤解されやすいのは、今の時点で変速機が壊れやすい、という意味ではないことだ。届出が示すのは、「故障が起きたときに、それ以上の損傷を抑える制御が足りない」という点だ。不具合件数は0件で、社内の情報から見つかった。

ただし、起きたときの結果は大きい。走行不能に加え、最悪の場合の火災が届出に明記されている。対象なら早めに修理を受けたい。

修理は無料。確認はメーカーごとの窓口で行う

  • トヨタ ランドクルーザー: トヨタの「リコール等情報対象車両検索」で車台番号を確認し、利用している販売店に来店日時を予約して、無料で点検・修理を受ける。問い合わせはトヨタお客様相談センター 0800-700-7700
  • レクサス LX600: レクサスのリコール情報で確認する。問い合わせはレクサスインフォメーションデスク 0800-500-5577

トヨタは、修理日時が希望に添えない場合があると断っている。使用者にはダイレクトメール等で通知される。修理にかかる時間や、代車の有無は、届出にも公式ページにも書かれていない。

2026年9月16日に、ランドクルーザー300は一部改良とハイブリッドモデルの設定が発表されている。その内容はランクル300ハイブリッドの記事で整理している。今回のリコールは、その一部改良とは別の届出だ。

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情報源

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