レクサスは2026年9月24日、「GX」の一部改良を、全国のレクサス店を通じて発売した。メーカー希望小売価格(10%消費税込み)は、GX550“OVERTRAIL+”が12,400,000円、“version L”が13,150,000円だ。どちらも、3.5L V型6気筒インタークーラー付きツインターボ(V35A-FTS)、Direct Shift-10AT、AWDの組み合わせになる。
変更点は3つある。“OVERTRAIL+”の乗り心地とステアリングフィールを向上させた。タイヤを265/65R18から265/70R18へ大きくして、最低地上高を上げた。セカンドシート(2列目)のシートベンチレーション機能を、全車に標準で搭載した。
この記事は、レクサスのニュースリリースに書かれた内容をまとめている。発表には、改良前の価格は載っていない。
価格はOVERTRAIL+が1,240万円、version Lが1,315万円
| グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| GX550“OVERTRAIL+” | V35A-FTS 3.5L V型6気筒インタークーラー付きツインターボ | Direct Shift-10AT | AWD | 12,400,000円 |
| GX550“version L” | 同上 | 同上 | AWD | 13,150,000円 |
2つのグレードの差は750,000円。価格にリサイクル料金は含まれない。

変更点①:AVSとEPSの制御を改良し、オンロードでの揺れを減らした
レクサスは、“OVERTRAIL+”の「乗り心地とステアリングフィールの質感向上」に取り組んだと説明している。
- AVS(Adaptive Variable Suspension system)の制御を改良: オフロードでの高い走破性はそのままに、オンロード走行での車体の揺れを減らした
- EPS(電動パワーステアリング)の制御を改良: 低速での軽快な取り回し性と、高速道路やワインディングでのライントレース性を高めた
「多様な路面での、しなやかで安心感の高い乗り味に磨きをかけた」とされている。数値での改善幅(揺れの量や回転半径など)は、発表に書かれていない。
変更点②:OVERTRAIL+のタイヤは265/65R18から265/70R18へ。最低地上高も上がった
| 項目 | 改良前 | 改良後 |
|---|---|---|
| タイヤサイズ(OVERTRAIL+) | 265/65R18 | 265/70R18 116H |
| ホイール | — | 18×7.5Jアルミホイール(マットグレー塗装) |
タイヤの外径が大きくなったのにあわせて、最低地上高を高めた。岩石路など、厳しい悪路での走破性を向上させる狙いだ。最低地上高の数値は、発表に書かれていない。
タイヤ側面にはブロックパターンを施して、風格のある力強いスタイリングにした。タイヤ構造とトレッドパターンの最適化で、オンロードでの静粛性も保つ、とレクサスは説明している。
トヨタの発表のリード文には、「“OVERTRAIL+”に、外径を拡大した力強いスタイリングの新タイヤを設定」と書かれている。“version L”のタイヤについては、発表に書かれていない。
変更点③:セカンドシートのシートベンチレーションが全車に標準
新たな快適装備として、セカンドシートのシートベンチレーション機能を、全車に標準搭載した。公式の画像一覧にも「シートベンチレーション」の写真が掲載されている。
前席のシートベンチレーションが付くかどうかや、設定されるグレードは、発表には書かれていない。
購入前に販売店で確かめたいこと
- 最低地上高の数値(発表には書かれていない)
- “version L”のタイヤサイズとシート装備
- 納期と、改良前の注文車の扱い
- 改良前との価格差(発表には書かれていない)
GXは2002年に北米を中心に販売を始めた、ボディオンフレームのSUV
GXは、2002年から北米を中心に販売を開始した。ボディオンフレーム構造のSUVで、高い走破性と上質なインテリアを両立し、世界の約30の国と地域で販売してきた、とレクサスは書いている。レクサスはモデル全般で、「Lexus Driving Signature」と呼ぶ走りの味を高めるため、継続的な基本性能の向上と造り込みに取り組んでいる。今回の一部改良も、その一環という位置づけだ。
ほかのレクサスの動きは、LXの一部改良、RXの一部改良、新型ESの記事にまとめた。
今の車を手放す予定があるなら、買取の見積もりを先に取っておく
1,200万円を超える車を買うときは、今の車の売却額も予算に響く。ディーラーの下取りだけでなく、買取店の査定額を比べておくと、判断しやすい。
納車時期は、トヨタの納期一覧で確かめられる。
情報源
- トヨタ自動車グローバルニュースルーム「LEXUS、「GX」を一部改良」(2026年9月24日)
- 画像: Wikimedia Commons「Lexus GX550 Overtrail Plus.jpg」(TTTNIS、CC0)。今回の改良前の仕様の可能性がある

