レヴォーグは長すぎる?全長4,755mmのサイズ感をワゴン・SUVと比べる

スバルのレヴォーグは、全長4,755mm、全幅1,795mm、全高1,500mmのステーションワゴンだ。最小回転半径は5.5mで、2026年10月2日時点のスバルの諸元表では全6グレードで同じ数字になっている。

「レヴォーグは長すぎる」と検索する人がいるが、長すぎるかどうかは、止める駐車場や通る道で決まる。同じ全長でも、ある駐車場には入り、別の駐車場には入らない。だから当サイトでは「長すぎる」とも「ちょうどいい」とも言い切らない。

スポンサーリンク

代わりに、スバルとトヨタの公式の諸元表で、同じくらいの大きさのワゴン・SUVと数字を並べる。最後に、買う前に駐車場で確かめる点をまとめた。

目次

レヴォーグの全長は4,755mm。全高1,500mmはアンテナを含んだ数字だ

スバルの諸元表(2026年6月版)に載るレヴォーグの寸法は次のとおりだ。現行のレヴォーグはすべて1.8L直噴ターボのAWDで、寸法と最小回転半径はグレードで変わらない。

項目 レヴォーグ(全グレード)
全長×全幅×全高(mm) 4755×1795×1500
ホイールベース(mm) 2670
最低地上高(mm) 145
最小回転半径(m) 5.5
車両重量(kg) 1570〜1600
荷室容量(VDA法) 561L(カーゴフロアボード上部492L+サブトランク69L)

見落としやすいのが全高だ。諸元表の注記には、全高1,500mmは「ルーフアンテナを含む数値」で、ルーフ高は1,480mmと書かれている。高さの制限がある駐車場では、どちらの数字で測るかを確かめたい。

車両重量は、ハーマンカードンサウンドシステム付きやサンルーフ付きで10kg重くなる。荷室容量はスバルの社内測定値で、VDA法(ドイツの自動車工業会による測定方式)による。

白線の区画に並んで停まる車を真上から見た駐車場
イメージ画像です。

同クラスの5台と比べると、全長は長い方、幅と高さは低い方

同じくらいの大きさで、メーカーが寸法を公開している5台と並べた。数字はすべて各社の公式の諸元表からで、グレードで違うものは幅で書いた。

車種 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm) ホイールベース(mm) 最小回転半径(m)
スバル レヴォーグ 4755 1795 1500 2670 5.5
スバル レヴォーグ レイバック(ガソリン車) 4770 1820 1570 2670 5.4
スバル フォレスター 4655 1830 1730 2670 5.4
トヨタ カローラ ツーリング(ハイブリッド車) 4495 1745 1460 2640 5.0〜5.3
トヨタ RAV4(2.5Lハイブリッド車 Z) 4600 1855 1680 2690 5.7
トヨタ ハリアー(ハイブリッド車) 4740 1855 1660 2690 5.5〜5.7

全長で見ると、レヴォーグはこの6台の中で2番目に長い。カローラ ツーリングより260mm、RAV4(Z)より155mm、フォレスターより100mm長い。ハリアーとの差は15mmで、ガソリン車のレイバックはレヴォーグより15mm長い。

一方で、全幅1,795mmはカローラ ツーリングに次いで狭く、全高1,500mmも2番目に低い。SUVの3台(フォレスター・RAV4・ハリアー)は、どれもレヴォーグより全幅が35〜60mm広く、全高が160〜230mm高い。

つまりレヴォーグは「前後に長く、横と上には小さい」車だ。全長が気になる人と、幅や高さが気になる人とでは、比べるべき相手が変わる。

スポンサーリンク

全長が長いほど小回りが利かない、とは限らない

誤解されやすいのがここだ。全長と小回りのしやすさは、同じではない。小回りの目安になる最小回転半径は、全長だけでは決まらない。

表のとおり、RAV4(Z)はレヴォーグより155mm短いが、最小回転半径は5.7mでレヴォーグの5.5mより大きい。反対に、レヴォーグより15mm長いレイバック(ガソリン車)の最小回転半径は5.4mだ。フォレスターも5.4mで、ホイールベースは3台とも2,670mmで同じである。

最小回転半径は、ハンドルをいっぱいに切って回ったときの円の大きさを表す数字で、小さいほど小回りが利く。Uターンや、狭い道での切り返しのしやすさを比べるときに使える。駐車のしやすさは、全長だけでなくこの数字と、車の周りがどれだけ見えるかでも変わる。

荷室はVDA法で561L。全長が100mm短いフォレスターより大きい

スバルは2026年6月4日の発表で、レヴォーグを「パフォーマンスワゴン」と説明している。長さと引き換えに何が得られるかは、荷室の数字で確かめられる。

  • 荷室容量: VDA法で561L(カーゴフロアボード上部492L、サブトランク69L)
  • サブトランク: 底面からルーフまでの高さは1,105mmで、背の高い荷物も載せられる
  • 後席: 中央の席だけを独立して倒せる。後ろに2人乗っていても、スキー板など長い荷物を積める

比べると、同じスバルのフォレスターの荷室は、VDA法でガソリン車512L、ストロングハイブリッド車484L(どちらもサブトランクを含む)だ。フォレスターより100mm長いレヴォーグの方が、数字の上では荷室が大きい。

なお、トヨタの3台の荷室容量は測り方がスバルと同じとは限らないので、表には入れていない。荷物の量で車を選ぶなら、実車に積みたい物を持って行って確かめるのが確実だ。

後ろの席を倒して床を平らにし、床下も上下2段に使える荷室
イメージ画像です。

長さをカバーする装備はあるが、グレードで違う場合がある

スバルの公式サイトでは、レヴォーグの駐車や狭い場所での運転を助ける装備として、次のものを紹介している。

  • デジタルマルチビューモニター: 前・横・後ろのカメラ映像や、車を真上から見たような映像で、運転席から見えにくい所を確かめられる
  • 後退時ブレーキアシスト: 後ろの障害物を検知し、ぶつかりそうなときは注意を促し、ブレーキ制御で衝突回避を助ける
  • 後退時に下を向くドアミラー: バックするとき、助手席側のドアミラーが自動で下を向き、後ろのタイヤの近くを見やすくする
  • スマートリヤビューミラー: 後ろのカメラの映像をルームミラーに映す。荷物を積んで後ろが見えにくいときに使える

ただし、スバルは「装備・技術・機能等の搭載状況は、グレードにより異なる場合があります」と注記している。欲しい装備があるかは、公式サイトの主要装備表かグレード比較で、グレードごとに確かめたい。また、これらは運転を助けるもので、周りの確認がいらなくなるわけではない。

駐車場に入るかは、車ではなく駐車場の制限で決まる

「長すぎる」が一番困るのは、自宅や勤め先の駐車場に入らないときだ。ここで役に立つのは、ほかの人の感想ではなく、使う駐車場の案内に書かれた制限の数字である。

駐車場の制限は場所ごとに違い、機械式の立体駐車場では全長・全幅・全高に加えて重さの上限が決まっていることもある。当サイトは「何mmまでなら入る駐車場が多い」という数字を持っていないので、目安は書かない。確かめ方は次のとおりだ。

  • 管理会社や駐車場の案内で、入庫できる車の全長・全幅・全高・重量の上限を確かめる。レヴォーグは4,755mm・1,795mm・1,500mm(ルーフ高1,480mm)・1,570〜1,600kg(サンルーフ付きなどは10kg増し)
  • 平置きの駐車場なら、区画の長さと幅、前の通路の広さをメジャーで測る。車止めの位置や、後ろに壁があるかも見ておく
  • スバルの公式サイトの「試乗予約」で近くの販売店の試乗車を探し、できれば普段の駐車場や細い道で取り回しを試す
  • 短い車がいいか、背の低い車がいいかを決め、上の比較表で候補を絞る。荷室の広さが要らないなら、全長の短い車も選べる

今の車から乗り換えるなら、下取りに出す前に買取の査定額も確かめておくと、見積もりの総額を比べやすい。

1位 MOTA車買取査定

MOTA車買取査定

一括査定サービス
  • 複数の買取業者へまとめて査定依頼ができる一括査定サービス
  • 大手から地域密着の買取店まで幅広く比較できる
  • 入力フォームからの申し込みで、電話が苦手な人にも配慮された案内がある
公式サイトで詳細を見る
2位 ナビクル

ナビクル

かんたん一括査定
  • 入力した車の情報をもとに、最適な買取業者とマッチングする仕組み
  • 複数社からの電話ラッシュを抑えたい人向けの案内がある
  • スマホから数分で申し込みが完了する手軽さが特徴
公式サイトで詳細を見る
3位 スバット車買取比較

スバット車買取比較

一括査定サービス
  • 老舗の一括査定サービスの一つで、運営実績が長い
  • 提携する買取業者へまとめて査定依頼を出せる
  • 相場感を把握するための比較用として利用しやすい
公式サイトで詳細を見る

背の高いレイバックの寸法・価格・改良の歴史は、レイバックの公式の価格・改良歴・寸法の記事にまとめている。ほかの車種の比較は車種レビュー・比較のカテゴリにある。

スポンサーリンク

情報源

目次