日産のノートオーラ(車種サイトでの名前は「オーラ」)の価格は、2,849,000円からだ。日産自動車は2026年8月24日にノートオーラの一部仕様を変え、黒を基調にした新グレード「Black Edition」を加えて発売した。いちばん高い標準車のグレードは、4WDの「G FOUR leather Black Edition」で3,610,200円になる。
燃費は、国土交通省審査値のWLTCモードで、標準車(G・G FOUR系の8グレード)の2WDが27.2km/L、4WDが22.7km/Lだ。パワートレインはどちらもe-POWERで、1.2Lの発電用エンジン(HR12DE)とモーターを組み合わせている。
この記事では、日産の公式サイト・ニュースリリース・主要諸元表と、国土交通省のリコール検索から分かることだけを整理する。購入前に知っておきたい「過去のリコール」と、自分の車が対象かの確かめ方も載せた。
ノートオーラの価格は2WDのGで2,849,000円から
2026年8月24日のニュースリリースに載っている、ノートオーラの全国希望小売価格(消費税込み)は次のとおりだ。
| 駆動 | グレード | 価格(円) |
|---|---|---|
| 2WD | G | 2,849,000 |
| 2WD | G leather edition | 2,951,300 |
| 2WD | G Black Edition | 3,271,400 |
| 2WD | G leather Black Edition | 3,362,700 |
| 4WD | G FOUR | 3,096,500 |
| 4WD | G FOUR leather edition | 3,198,800 |
| 4WD | G FOUR Black Edition | 3,518,900 |
| 4WD | G FOUR leather Black Edition | 3,610,200 |
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このほか、「ノート オーラ NISMO」が3,163,600円から4,011,700円(NISMO tuned e-POWER 4WD Black Limited)まで、日産モータースポーツ&カスタマイズが扱う特装車「AUTECH」が3,141,600円(2WD)と3,389,100円(4WD)、「AUTECH SPORTS SPEC」が3,290,100円(2WD)で設定されている。助手席を回転させる福祉車両「助手席回転シート」も、2,959,000円(G)から3,628,900円(G FOUR Black Edition)まである。
「2,699,400円から」は今の価格ではない
この記事の旧版は、ノートオーラの価格を「2,699,400円から」と書いていた。しかし2026年9月27日時点で日産の車種サイトに表示されている価格は「2,849,000 円 ~」(メーカー希望小売価格・消費税込)で、ニュースリリースの最安グレードGの価格とも一致する。
価格は改定されることがある。見積もりを取る前に、日産の車種サイトかセルフ見積りで最新の価格を確かめたい。
2026年8月の仕様変更でシートヒーターが2WDにも標準になった
2026年8月24日の一部仕様変更と新グレード追加の中身は、ニュースリリースによると次の3点だ。前の2つが仕様変更、3つ目が新グレードの設定になる。
- ステアリングを、本革巻から合成皮革素材「テーラーフィット」を使ったものに変更(ノートオーラNISMOを除く)
- 2WD車で、ステアリングヒーターと前席のシートヒーターを標準装備
- 黒を基調にした新グレード「Black Edition」を設定
Black Editionは、ブランドロゴエンブレムの黒色化、ブラックグリルフィニッシャー、ブラックドアミラー、専用ブラックアルミホイールなどを採用し、内装も黒が基調になる。さらにNissanConnectナビゲーションシステム、BOSEパーソナルプラスサウンドシステム、ETC2.0、プロパイロットを標準装備にしている。2WDのGとG Black Editionの価格差は422,400円だ。

ボディは全幅1,735mm、最小回転半径は5.2m
日産の主要諸元表(2026年8月版)から、標準車(G・G FOUR系の8グレード)の主な数字を抜き出す。NISMOは別の諸元で、NISMO(2WD)はWLTCモード23.3km/L、全長×全幅×全高4120×1735×1505mm、最低地上高130mmだ(NISMO tuned e-POWER 4WDの燃費欄は「―」)。AUTECHの諸元表には燃費の欄がない。
| 項目 | 2WD(6AA-FE13) | 4WD(6AA-FSNE13) |
|---|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4045×1735×1525mm | 4045×1735×1525mm |
| ホイールベース | 2580mm | 2580mm |
| 最低地上高 | 145mm | 145mm |
| 車両重量 | 1270kg | 1380kg |
| 最小回転半径 | 5.2m | 5.2m |
| 燃費(WLTCモード) | 27.2km/L | 22.7km/L |
| 燃費(JC08モード) | 33.0km/L | 26.3km/L |
| フロントモーター | EM47 100kW(136PS)/300N・m | EM47 100kW(136PS)/300N・m |
| リヤモーター | なし | MM48 50kW(68PS)/100N・m |
| 発電用エンジン | HR12DE 1.198L 60kW(82PS) | HR12DE 1.198L 60kW(82PS) |
| タイヤ | 205/50R17 89V | 205/50R17 89V |
| 燃料タンク | 36L(無鉛レギュラー) | 36L(無鉛レギュラー) |
乗車定員は5名。動力用主電池はリチウムイオン電池だ。WLTCモードの内訳は、2WDが市街地26.5km/L・郊外29.7km/L・高速道路26.0km/L、4WDが市街地22.7km/L・郊外24.3km/L・高速道路21.7km/L。日産は、燃費は定められた試験条件での値で、使用環境や運転方法に応じて異なるとしている。
収納は純正の室内収納とディーラーオプションで確認する
日産の車種サイトの「ラゲッジ・収納」には、センターコンソールボックス、センターコンソールロアボックス、ボトルホルダー付きのフロントドアポケット、リヤドアボトルホルダー、カップホルダー(2個)、グローブボックスが並んでいる。荷室には後席リクライニング機構があり、ディーラーオプションとしてラゲッジアンダーボックスとトノカバーが用意されている。
ただし、2WD車と4WD車では荷室の高さが異なると注記されている。荷物の量が気になる人は、買う予定の駆動方式の実車で荷室を確かめておくとよい。
ノートオーラが対象に入るリコールは7件ある
国土交通省のリコール検索で、通称名に「ノートオーラ」が入る届出は7件だった(2026年9月27日に確認)。台数は、日産の各リコールページに載っているノートオーラの型式の行だけを書いた。2WDが6AA-FE13、4WDが6AA-FSNE13だ。
| 届出日 | 届出番号 | 内容 | オーラの台数(2WD/4WD) |
|---|---|---|---|
| 2023年7月14日 | 5352 | クルーズコントロール終了直後の特定の操作で意図しない加速をするおそれ(制御プログラム修正。オーラはプロパイロット付車が対象) | 25,751台/7,041台 |
| 2023年7月14日 | 5326 | 右側ヘッドランプの光軸が保安基準を満たさないおそれ | 6,434台/なし |
| 2024年2月1日 | 5444 | 助手席回転シート架装車の取扱説明書に注記がない | 209台/93台 |
| 2025年3月13日 | 5627 | 発電用エンジンのコネクティングロッドのねじ山不足 | 3台/1台 |
| 2025年11月6日 | 5733 | ヘッドランプの光軸が保安基準を満たさないおそれ | 443台/24台 |
| 2026年6月26日 | 5834 | リチウムイオンバッテリコントローラの不要な異常判定で走行不能に至るおそれ(制御プログラム書き換え) | 152,017台/31,811台 |
| 2026年7月23日 | 5844 | 完成検査でホイール締結部の締付け確認が未実施 | 2台/なし |
台数が多いのは5834と5352で、どちらも制御プログラムの書き換え・修正で直す内容だ。5834は、コンビネーションメータにEVシステム警告メッセージが出て駆動モータの出力が制限され、最悪の場合、走行中に駆動用モータへの出力が止まって走行不能になるおそれがある、というもの。2021年5月から2026年4月までに製作された車が範囲に入っている。
5444は日産モータースポーツ&カスタマイズが届け出たもので、チャイルドシートの固定機能に問題は発生しないとされている。取扱説明書を訂正版に差し替える措置だ。
リコールとは別に、ノートオーラが範囲に入るサービスキャンペーンが4件ある。
- 2021年11月5日: ビークルコントロールモジュールの制御プログラムの書込み設定が不適切で、始動不能となるおそれ(令和3年5〜6月製作の一部)
- 2022年5月20日: ボディコントロールモジュールの制御プログラムが不適切で、パワースイッチOFF後もヘッドランプが消灯せず、バッテリがあがるおそれ(令和3年9月〜令和4年2月製作の一部)
- 2022年5月20日: ナビゲーションコントロールユニットの制御プログラムが不適切で、画面表示されなくなるおそれ(令和3年10月〜令和4年1月製作の一部)
- 2023年9月29日: エアコンの電動コンプレッサのコネクタ部の絶縁材が不適切で、冷房が効かなくなるおそれ。電動コンプレッサを対策品に交換(令和4年12月〜令和5年5月製作の一部)

自分のオーラが対象かは車台番号で調べる
対象かどうかは、日産の「リコール・改善対策・サービスキャンペーン対象車の検索」で、車検証の車台番号を入れると確かめられる。日産は、対象範囲の車台番号には対象にならない車両も含まれるとしている。電話ではリコール等の問い合わせ窓口(0120-941-232、9:00〜17:00、年末年始を除く)が案内されている。中古車を買うときは、改修が済んでいるかを販売店に確認したい。
日産の新車保証は、一般保証が新車登録日から3年または走行距離6万kmのどちらか早いほう、特別保証が新車登録日から5年または走行距離10万kmのどちらか早いほうだ。日産は、一部の車種では保証期間が異なるため、詳しくは販売店に問い合わせるよう書いている。
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情報源
- 日産自動車 ニュースリリース「『ノート』『ノート オーラ』『ノート オーラNISMO』を一部仕様変更」2026年8月24日
- 日産「オーラ」車種サイト
- 日産「オーラ 価格・グレード」
- 日産「オーラ 主要装備一覧/主要諸元」(PDF)
- 日産「オーラ NISMO 主要諸元」(PDF)
- 日産「オーラ AUTECH 主要諸元」(PDF)
- 日産「オーラ ラゲッジ・収納」
- 国土交通省 自動車不具合情報ホットライン「リコール情報検索」(車名:ニッサン、2026年9月27日検索)
- 日産「ノート、ノートオーラなど5車種のリコールについて」(リコール届出番号5352)
- 日産「ノートオーラのリコールについて」(リコール届出番号5326)
- 日産「ノート(福祉車両)、ノートオーラ(福祉車両)のリコールについて」(リコール届出番号5444)
- 日産「ノート、ノートオーラのリコールについて」(リコール届出番号5627)
- 日産「アリア、ノートなど5車種のリコールについて」(リコール届出番号5733)
- 日産「ノート、ノートオーラ、エクストレイルのリコールについて」(リコール届出番号5834)
- 日産「ノート、ノートオーラ、リーフのリコールについて」(リコール届出番号5844)
- 日産「ノート、ノートオーラのサービスキャンペーンについて」2021年11月5日
- 日産「ノート、ノートオーラのサービスキャンペーンについて」2022年5月20日(ボディコントロールモジュール)
- 日産「ノート、ノートオーラのサービスキャンペーンについて」2022年5月20日(ナビゲーションコントロールユニット)
- 日産「ノート、ノートオーラなど(e-POWER車)4車種のサービスキャンペーンについて」2023年9月29日
- 日産「リコール・改善対策・サービスキャンペーン対象車の検索」
- 日産「リコール情報」
- 日産 FAQ「新車の保証期間を教えて。」(2026年9月14日更新)

