プリウスのリコール239,504台|後席ドアのスイッチが浸水し、意図せずドアが開くおそれ【届出番号5770】

プリウスのリコール239,504台|後席ドアのスイッチが浸水し、意図せずドアが開くおそれ【届出番号5770】

トヨタ自動車は2026年1月28日、プリウスのリコールを国土交通省に届け出た。届出番号は5770、リコール開始日は1月29日。対象は2022年11月24日〜2025年11月4日に製作された5型式、合計239,504台だ。

不具合は後席ドアの開スイッチにある。スイッチ付近に水がたまった状態で、ドアを極端に強く閉めると、一時的にシール性が下がって回路に浸水し、短絡することがある。半ドアになって警告灯が点灯し、最悪の場合は意図せずドアが開くおそれがある。

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改善措置は、左右の後席ドアの回路に、意図しないドア開を防ぐリレー付きの電気配線を追加すること。修理は無料だ。不具合件数は2件(半ドア)で、事故は報告されていない。

目次

対象は5型式・239,504台。製作期間は2022年11月〜2025年11月

型式 車台番号の範囲 製作期間 対象台数
6AA-MXWH60 MXWH60-4000000〜MXWH60-4140626 令和4年11月24日〜令和7年11月3日 140,314台
6LA-MXWH61 MXWH61-4000000〜MXWH61-4024162 令和5年2月15日〜令和7年11月4日 24,119台
6AA-MXWH65 MXWH65-4000000〜MXWH65-4026420 令和4年11月24日〜令和7年11月3日 26,370台
6AA-ZVW60 ZVW60-4000000〜ZVW60-4042244 令和4年11月24日〜令和7年11月3日 41,796台
6AA-ZVW65 ZVW65-4000000〜ZVW65-4006922 令和4年11月24日〜令和7年11月3日 6,905台
合計(製作期間の全体は令和4年11月24日〜令和7年11月4日) 239,504台

車台番号の範囲には、対象にならない車両も含まれている。製作期間は購入時期とは異なる。確認は車台番号で行う。

トヨタ・プリウス(現行型)の外観(実写・イメージ)
イメージ画像です。

不具合は「水がたまった状態での極端なドア強閉」で起きる

項目 届出の内容
不具合の部位 乗降口(電気配線)
原因 後席ドアの開スイッチの回路設計が不十分
起きること スイッチ付近に水が溜まっている状態で極端なドア強閉を行うと、一時的にシール性が低下して回路内に浸水し短絡する。半ドアとなって警告灯が点灯し、最悪の場合は意図せずドアが開くおそれがある
改善措置 全車両、左右の後席ドア回路に意図しないドア開を防止するリレー付電気配線を追加する
不具合件数 2件(半ドア)
事故の有無 無し
発見の動機 市場からの情報による

届出の条件は2つ重なっている。スイッチ付近に水がたまっていることと、ドアを極端に強く閉めることだ。通常の閉め方で必ず起きるとは書かれていない。

確認された2件は、いずれも半ドアの状態だった。ドアが走行中に開いた事例は、届出には書かれていない。

対象台数は239,504台に対し、確認された不具合は2件だ。届出には、件数が少ない理由の説明はない。

半ドアの警告灯が点いたら、いったん止まってドアを閉め直す

トヨタの公式ページに、この件に限った運転時の注意の案内はない。一般的な対応として、走行を始める前に、半ドアの警告灯が消えていることを確認したい。走行中に警告が出たら、安全な場所に止めてからドアを閉め直す。

後席に子どもを乗せるときは、チャイルドシートの固定やドアロックの扱いを含めて、乗せる前後にドアが確実に閉まっているかを見る習慣をつけたい。

修理は無料。対象車は車台番号で確認し、販売店に予約する

  1. 対象かどうかの確認: トヨタの「リコール等情報対象車両検索」に車台番号を入れる。車台番号は車検証で確かめられる
  2. 修理の予約: 利用している販売店に来店日時を予約し、点検・修理(無料)を受ける
  3. 案内: 使用者にはダイレクトメール等で通知される
  4. 問い合わせ: トヨタお客様相談センター 0800-700-7700

修理にかかる時間や代車の有無は、届出にも公式ページにも書かれていない。

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情報源

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